柴崎岳と香川真司の日本代表対決はまさかの展開。好プレー連発の柴崎退場、サラゴサ勝利!
柴崎岳(左)と香川真司(右)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
勝利のサラゴサ、ついに首位カディスと勝点1差!
[スペイン2部] サラゴサ 3-1 デポルティーボ/2020年2月23日/エスタディオ・デ・ラ・ロマレーダ
日本代表の香川真司と柴崎岳がスペインを舞台に激突――。
スペイン2部リーグ、香川が所属するレアル・サラゴサと柴崎のデポルティーボ・ラコルーニャが激突し、サラゴサが3-1の勝利を収めた。香川はベンチ入りしたものの出場ならず。一方、7試合連続の先発出場を果たした柴崎は球際で強さを見せつけ、何度もボールを奪って起点になりチャンスを作り出した。しかし、60分にこの日2枚目のイエローカードをもらい、キャリア初の退場処分を食らってしまった。
柴崎は高い位置から積極的にボールを奪い、そこを起点にカウンター・プレスを発動。自らもフィニッシュに顔を出していく。ただし、1-1と点を取り合ったあとの22分に相手へのチャージが遅れて、最初の警告を受ける。さらに1-2で迎えた60分、やや厳しい判定にも見えたが、ボールが離れた相手を倒す形になり、2枚目のイエローカードをもらってしまった。このあとにサラゴサに試合を決定づける3点目のゴールが決まった。
負傷明けの香川はベンチ入りしたものの、出場機会を得られなかった。
香川はリーグ戦21試合・2得点・1アシスト、柴崎は同16試合・2アシスト。
サラゴサは14勝9分6敗(42得点・28失点)の2位で、首位カディスCFと勝点1差まで迫った。一方、デポルティーボは上位陣の背中を捉えるチャンスだったが、8勝10分11敗(28得点・42失点)で17位。
柴崎は次節のCDルーゴ戦(3月1日/日本時間2日0:00)は出場停止になる。サラゴサは2月29日(同3月1日5:00)、最下位(22位)に沈んでいるラシン・サンタンデールとアウェーで対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]