【新型コロナ】日本サッカー協会が発表、W杯予選「FIFAやAFCと連携し判断」、東京五輪強化試合「速やかに開催可否決定」

2019年11月、U-22コロンビア戦に先発したU-22日本代表のメンバー。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

3月15日まで原則的に全会議とイベントを延期・中止、各都道府県にも対応を要請。

 公益財団法人・日本サッカー協会(JFA)(田嶋幸三会長)は2月26日、新型コロナウイルスの感染拡大の予防に向けた各発表を受けて「改めて感染予防および拡散防止のためにサッカー界として今でき得る最大限の対策を講ずることを決めた」と発表。3月15日までJFAにかかわるすべての会議、イベントは必要性を再検討し、原則として延期・中止にすることを決めた。

 また、3月27日(京都)と30日(福岡)に予定されているU-23日本代表の親善試合については、「現時点で想定し得るさまざまな選択肢や可能性を考慮した上で、可及的速やかに開催の可否を決定する」とした。また、26日(名古屋)と31日(モンゴル)に組まれているカタールW杯アジア2次予選については「主催者であるFIFA(国際サッカー連盟)やAFC(アジアサッカー連盟)と連携を取り、今後の事態の推移を注視し判断を下す」と発表した。

 これは政府が25日に「今後1~2週間が国内での感染拡大を最小限に抑える上で極めて重要な時期」とする対策基本方針を発表、さらに安倍晋三首相が26日に「多数の観客が集まるような全国的なスポーツ、文化イベントは大規模な感染リスクがある」と新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、今後2週間はイベントの中止や延期、規模縮小を政府として要請するという方針表明を受けたもの。

 3月7日のU-20日本女子代表とU-20ドイツ女子代表による国際親善試合(埼玉スタジアム2002第2グラウンド)は観客を入れず開催することで、埼玉県やドイツサッカー連盟の意向を確認したうえで可否を判断する。この試合に合わせて実施する予定だったスタジアム周辺などでの関連イベントはすべて中止する。

 3月14日から22日まで開催予定だった25回全日本フットサル選手権大会は中止が決定。JFAは「大会のためにトレーニングを重ねてきた選手、チームの皆さん、観戦を楽しみにしておられたファン・サポーターの皆さんには申し訳ありませんが、ご理解いただきますようお願いします」とコメントしている。

 そして3月27日のU-23日本代表対U-23南アフリカ代表(サンガスタジアムby KYOCERA/京都)、同30日のU-23日本代表とU-23コートジボワール代表(博多の森球技場/福岡)の国際親善試合2試合は、現時点で想定し得るさまざまな選択肢や可能性を考慮した上で、可及的速やかに開催の可否を決定する。

 3月26日と31日のカタールW杯アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選の2試合(対ミャンマー代表/豊田スタジアム/愛知、対モンゴル代表/MFF Stadium/モンゴル)は、主催であるFIFAやAFCと連携を取り、今後の事態の推移を注視し、判断を下す。

 日本サッカーミュージアムは2月26日から3月16日まで閉館とする。3月9日の常務理事会は中止とし、同12日の理事会と29日に予定している評議員会については、どのような形で開催できるかを検討する。

 その他の会議、イベントについてもそれぞれの関係者と調整し、事案ごとに逐次決定していく。

 JFA内でも不要不急の会議の延期や中止、職員全員を在宅勤務とすることも含めさらに踏み込んだ対策を講じる。9地域サッカー協会、47都道府県サッカー協会、各種連盟などに対しては、JFAの対応策を共有・推奨したうえで、それぞれの地域で対応していただくよう要請した。

 これらは政府の「今後1~2週間が重要である」という見解を受けた3月15日までの措置であり、その後は状況を見ながら1週間ごとに見直しを行っていく予定だ。

 JFAは「サッカーファミリーをはじめ、ご支援いただいている企業、団体、個人の皆様、ファン、サポーターの皆様には多大なるご迷惑、ご不便をおかけしますが、今般の状況からご賢察、ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」と呼び掛けている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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