バルサ時代に久保”発掘”、新潟コーチが活躍を喜ぶ「毎週成長している」
マジョルカの久保建英。※RCDマジョルカの公式ツイッター(@RCD_Mallorca)より
次節はホームでバルセロナと対戦!
[スペイン1部 27節] エイバル 1-2 マジョルカ/2020年3月7日/エスタディオ・ムニシパル・デ・イプルーア
スペイン(ラ・リーガ)1部リーグ、RCDマジョルカの日本代表MF久保建英が1ゴールを決めるとともに、ドリブル突破から先制点につながる直接FKも獲得し、チームの2-1の勝利に大きく貢献した。マジョルカは今季アウェーでの初勝利。久保はリーグ通算3ゴール目。
この活躍を心より喜んだのが、J2リーグのアルビレックス新潟のコーチを務めるオスカル・エルナンデス氏だ。2010年から2017年までFCバルセロナのU8とU13のコーチ、さらには「ラ マシア」のスカウトを担い、久保を”発掘”した人物でもある。
エルナンデス氏はSNSの自身のツイッター(@ohr75)で、久保がゴールを決めたマジョルカのクラブ公式ツイッターのアナウンスを歓喜の指文字とともにリツイート。さらにファンからの投稿にも、「彼は毎週成長しています! それが今は大切なこと! 忘れてならないのは、まだ18歳であること。信じられません」と応えている。
さまざまな選手が注目を集めるスペインリーグではあるが、やはり18歳でコンスタントに活躍する選手は限られる。そのタレントを発掘した元バルサのスタッフは、今なおさらに目を細めている。
レアル・マドリードからマジョルカに期限付きで加入している久保だが、今年に入り公式戦7試合連続でスタメン落ち。しかし2月に先発復帰したあと、チームは3試合で1勝1分1敗と再び勢いに乗ってきた。久保自身も2試合連続ゴールと、チームの攻撃をけん引する存在となってきた。
マジョルカは7勝4分16敗(28得点・44失点)の勝点25で降格圏18位にはいるが、今回のアウェーでの初勝利により、16位のエイバル[7勝6分13敗(26得点・39失点)勝点27]と勝点2差に接近した。
久保はリーグ24試合・3得点・3アシスト。マジョルカは次節3月14日(日本時間2:30)、FCバルセロナとホームで対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]