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久保建英に援軍!マジョルカが高速MFポソをレンタルで獲得決定

マジョルカに加入したポゾ。 ※クラブの公式ホームページより(C)RCD_MALLORCA/RCDマジョルカ

セビージャのU-21スペイン代表を今シーズン末まで。1月19日のバレンシア戦でデビューも?

[スペイン1部 20節] マジョルカ – バレンシア/2019年1月19日/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 RCDマジョルカは1月16日、セビージャFCのU-21スペイン代表MFアレハンドロ・ポソを期限付き移籍で獲得したと発表した。契約は今シーズン末まで。

 ポソは今季リーグ3試合(34分)、ヨーロッパリーグ6試合(540分)に出場。右ウイング、センターハーフを主戦場にしたスピードを武器としたアタッカーだ。最近はサイドバックにもチャレンジしていた。

 レアル・マドリードからレンタル移籍中の久保建英とポジション的には被りそうではある。ただ、マジョルカに不足していた高速系のタイプであり、むしろ久保とともに相乗効果を高め合うことを期待されての獲得に。

 最近の3バックシステムであれば、ポソが右ウイングバック、久保がシャドーに配置される案がイメージとして浮かぶ。あるいは、モレノ監督は久保をよりゴールに近い位置で仕事をさせようと試みている感があり、ポソを右サイドハーフやウイング、久保をトップ下や2トップ気味で起用するオプションも考えられる。さらには、逆にスピードが武器のポソを前目に置き、久保がチャンスメイクに集中するパターンもあり得る。いずれにせよポソがハマれば、チームとしての戦い方のバリエーションが格段に増えそうだ。

 ポソはマジョルカの公式サイトで「いつでも試合に出られる準備はできています。(1月19日の)バレンシア戦も出られます。スピードが武器なので、相手を圧倒したい」と抱負を語っている。

 マジョルカは19節を終えて、4勝3分12敗(18得点・33失点)で2部降格圏の18位に沈んでいる。20節は1月19日(日本時間同20時)、ホームで現在6位の名門バレンシアCFと対戦する。久保がスペインデビューを飾ったアウェー戦は0-2で完敗を喫しているだけに、勝率が格段に高いソン・モイシュで一矢報いたいところ。

 久保はこれまでリーグ16試合(1046分)1得点・2アシストを記録。直近のコパ・デルレイ2回戦サモラCF戦(〇1-0)は欠場している。

 バレンシア戦、さっそく二人の”競演”実現なるか――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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