久保建英のソシエダが補強成功!「ラストピース」ウマル・サディクと31日契約へ。さらにセルロート再獲得
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
移籍金28億円、メディカルチェックのため現地へ移動。
ヨーロッパ主要リーグの夏の移籍期限が迫るなか(スペインの最終日は9月1日)、日本代表MF久保建英の所属するレアル・ソシエダが8月30日、UDアルメリアのナイジェリア代表FWウマル・サディク(Umar Sadiq)を“ラストピース”として獲得することが決定的となった。移籍金は2000万ユーロ(約27億8000万円)。31日にラ・レアルでのメディカルチェックを受けたあと正式にサインする。
ソシエダは、ニューカッスルユナイテッドFCに移籍したスウェーデン代表FWアレクサンダル・イサク(Alexander Isak)に代わるストライカー獲得を目指してきた。そしてまず昨シーズンに続き、ノルウェー代表アレクサンデル・セルロート(Alexander Sørloth)をRBライプツィヒからレンタルで獲得することに成功。昨季終盤に2トップの一角を担ったFWを再び迎え入れた。
さらにサディクの“ダブル補強”にも成功した。移籍情報を専門とするジャーナリストファブリシオ・ロマーノ氏が日本時間8月31日朝、自身のツイッター(@FabrizioRomano)で、次のようにレポートしている。
「ウマル・サディクが期待通りレアル・ソシエダへ。交渉は2000万ユーロでまとまりました。彼はすぐメディカルチェックのため移動します。サディクは水曜日(8月31日)、レアル・ソシエダとの契約書にサインします」
そのように「合意」に至ったと伝えている。
サディクは昨季スペイン2部40試合・20得点を決めて1部昇格に貢献。さらに今シーズンもこれまで1部リーグで3試合・2得点を記録し、先週末のセビージャFC戦でも1ゴールを決めて2-1撃破の立役者となっている。
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