【スペイン紙】東京五輪、モドリッチ…久保建英のレアル・マドリード復帰の条件

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

『アス』が「その未来は宙のなか」と報じる。来季、白い巨人のユニフォームを着るためには――。

[スペイン1部 28節] マジョルカ – バルセロナ/2020年3月14日(日本時間15日2:30)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 スペインメディア『アス』は3月11日、「久保の未来は宙のなか」と題したレポートを掲載した。期限付き移籍中のRCDマジョルカMF久保建英がこの夏、所属元のレアル・マドリードに復帰することができるのかどうか? それはまだ「何も決定していない」としたうえで、いくつかの条件を提示している。

 記事では、まず久保と同じくレアル・ソシエダに期限付き移籍中のマルティン・ウーデゴールが、ソシエダと2年契約を結んでいるものの、果たして1年でレアルに戻ることになるのか。加えて、何度か移籍の噂が浮上してきた2018年にバロンドールを受賞したルカ・モドリッチの「未来」も、「重要な問題」と挙げている。つまり、このふたりの動向が、久保の去就にもかかわってくるというのだ。

 そして久保が今シーズン、マジョルカ移籍を決断した一番の理由が、EU圏外の外国人選手枠3人がすでに埋まり、リーグ戦での出場に制限がかかってしまう可能性が高かったためだった。ただ、プレシーズンでの活躍を受けて、マジョルカ、レアル・バリャドリード、CDレガネスからオファーが届いた。来季その「枠」が久保のためにあるのかどうかも、一つのポイントになる。

 さらには、久保が東京オリンピックに選ばれるかどうかも「重要な問題」に挙げる。久保のレアル・マドリード復帰は、ジネディーヌ・ジダン監督が戦力として必要とするかどうかが焦点になる。ただ、記事では東京五輪に参加せずレアル・マドリードのプレシーズンに臨むことが、新チームで久保が居場所を見出すための”条件”になってくるのではないかと指摘する。つまり、東京五輪に出場すれば、レアル復帰のチャンスを逃すかもしれないというのだ。

 また、最も論理的な方法として、18歳の日本代表MFがもう1年、自身のレベルにあったヨーロッパのクラブに期限付きすることも提案している。

 いずれにせよ、2020-2021シーズンに向けて、「久保の将来は宙のなかにある」と強調する。つまりは、ここからシーズン最終版のパフォーマンスが重要な意味を持ってくる。サンチアゴ・ベルナベウで行われる4月12日のレアル・マドリード対マジョルカ戦は、久保にとっても重要な一戦になる

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴いスペイン・リーグでも無観客試合が決まった今週末の14日(日本時間15日2:30キックオフ)、マジョルカは首位FCバルセロナをホームで迎える。久保には4試合連続での先発出場と2試合連続ゴールが期待される。

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[文:サカノワ編集グループ]

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