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ジーコが決めた!?本田圭佑のCSKAモスクワ移籍の舞台裏

本田圭佑(左)とジーコ(右)。(C)SAKANOWA

ネルシーニョがその可能性を認めていたエピソードも。

 鹿島アントラーズのテクニカルディレクター(TD)を務めるジーコがこ3月11日、ブラジルメディア『terra』のインタビューに登場した。そのなかで元ブラジル代表のレジェンドは、ブラジル1部(セリエA)のボタフォゴFRに加入したMF本田圭佑とのエピソードについて明かしている。

 ジーコが本田を初めて知ったのは、レフティが星稜高校から名古屋グランパスに加入して間もなくだった。ちょうど日本代表を率いていたジーコは2005年、Jリーグクラブを率いるブラジル人監督から選手についての情報を得ていた。そのなかで、名古屋グランパスで監督をしていたネルシーニョ(現・柏レイソル)に「選択肢に入ってきそうな選手はいるか?」と聞いたところ、17歳の本田について「いくつかの段階を得る必要はあるが楽しみな選手」と紹介されたという。ジーコはその話を今も覚えているそうだ。

 そしてジーコは2009年、CSKAモスクワの監督を務めていた。その時、CSKAの会長がジーコにVVVフェンロでプレーする本田の獲得を検討している相談を受けたのだという。するとジーコは「すでに十分知っているが素晴らしい選手。すぐに獲得したほうがいい」と、真っ先に推薦したそうだ。

 ところがジーコはその直後に解雇されてしまう。するとそのあと、本田のCSKA移籍が正式に決定。ジーコの”お墨付き”があったからこそと言えた。

 また、ブラジルでプレーすることになったレフティに向けて、「途轍もない選手ですが、まずプレーをすること。そしてリズムを掴むことがまず必要です。多くの日本人選手と同じように、彼もまた素晴らしいプロフェッショナル。彼が成功することを願っています」と、エールを送っている。

 ちなみに、2月8日に加入記者会見を行った本田は、ジーコに対して次のように語っている。

「まずジーコには感謝しています。ガッカリされないように、気合いを入れて頑張らないといけないという思いでいっぱいです。(ジーコは最大のライバルであるCRフラメンゴのレジェンドだが?)これまでヨーロッパでもプレーしてきて、そういったライバル関係にあるチームの話はたくさん聞いてきました。フラメンゴとの試合では、しっかり活躍して、ボタフォゴの力になりたいと思います」

 ブラジルを接点に再びつながるジーコと本田。インフルエンザを発症したため、3月10日に予定されていたデビューは延期となった。果たして「Keisuke HONDA」のブラジルでのデビューはいつに? ジーコも楽しみにしているはずだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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