×

5大陸ゴール達成の本田圭祐が「南極でいつかゴールを決めたい」

本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ブラジルデビュー戦、PKで得点を決める。

[カンピオナート・カリオカ] ボタフォゴ 1-1 バングー/3月15日(日本時間16日)/ニウトン・サントス・スタジアム

 カンピオナート・カリオカ・グループステージ(グループB)のボタフォゴFR対バングー・アトレティコ・クルーベ戦、ボタフォゴに加入したMF本田圭佑がブラジルでのデビューを果たし、31分にPKによるゴールを決めた。試合は1-1で引き分けに終わったが、33歳の元日本代表レフティがさっそく存在感を示した。

 この試合はブラジルでの新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、無観客で開催された。試合翌日には、すべての公式戦の中断が決定。ボタフォゴの施設も基本的に、15日間にわたり閉鎖されることになった。

 これまで本田は名古屋グランパス(日本)、VVVフェンロ(オランダ)、CSKAモスクワ(ロシア)、ACミラン(イタリア)、CFパチューカ(メキシコ)、メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)、フィテッセ(オランダ)、そしてブラジルのボタフォゴでプレー。

 今回のゴールによって、クラブレベルでは、アジア、ヨーロッパ、北中米、オーストラリア、そして南米と5大陸でのゴールを達成したと、海外で話題になっている。

 また、ワールドカップでは2010年の南アフリカ大会で決めており、アフリカ大陸を含めた”完全制覇”になるとも。

 そうしたなか、本田は試合を終えたあと、自身のSNSのツイッター(@kskgroup2017)を更新して、英語で次のようにつぶやいた。

Thank you for your supporting.
I will keep challenging on my way.
And I want to play and score someday in the Antarctic Continent.

 (皆さんのサポート、ありがとうございます。
私はこれからもこの道のうえで挑戦を続けます。
そしていつか南極大陸でプレイしてゴールを決めたいです)

 南極大陸でゴールを決めたい――。この男のことだから、冗談でありながら、少し本気で語っているのかもしれない。

 一方、リオデジャネイロ州サッカー連盟(FERJ)の決定により、ボタフォゴは当面15日間のすべての公式戦(ブラジル全国選手権の中断もすでに決定)を中断することを発表した。感染の可能性があるため全体練習も見送られるという。

関連記事:久保建英のレアル・マドリード復帰へ「3つの問題点」。スペインメディアが指摘

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads