【Jの輪】栗原勇蔵から託された兵藤慎剛が登場!
榎本哲也(左)と栗原勇蔵(右)。イラスト:茉莉香 │(C)MARIKA
Jリーガーが友人をつなぐ連載企画。榎本、栗原とF・マリノスのレジェンド二人を経て――。
Jリーガーが友達を紹介していく連載企画「Jの輪」は、榎本哲也、栗原勇蔵と昨季引退した横浜F・マリノスのレジェンド二人を経て、元横浜FMで現在ベガルタ仙台に所属するMF兵藤慎剛が登場する(明日3月20日夕方にアップ予定)。
プロとして18シーズン戦った栗原が、大切な存在として”指名”したのが兵藤だった。
「いつも一緒にサッカーをして、プライベートでも一番仲良くしていて、そういう意味で、テツ(榎本)より一緒にいた時間は短くても、自分の中では、デカい存在でした。後輩ではあるけど、いろんな楽しいことをして、サッカーでは悔しい思いも嬉しい思いもして、とても大切なヤツでした」
そして栗原は自分にはない能力を、兵藤の中に感じていた。
「僕自身はその時々の感覚で動いているタイプ。兵藤は頭が良くて、いろいろ計算できる。自分がどの位置にいるかを客観的に考えて行動できて、そういった意味でも賢いタイプでした」
国見高校、早稲田大を経て、2008年に横浜FMへ加入。F・マリノスで9シーズンに渡って活躍し、2017、2018年に北海道コンサドーレ札幌でプレー。2019シーズンからは杜の都で戦ってきた。34歳になった兵藤は今年、プロ13シーズン目を迎える。
そんな兵藤に、栗原は引退前に「まずサッカー選手として、自分が一番評価されて、試合に出られることが一番。その道を選んだので、今は離ればなれですけれど、活躍してくれることを楽しみにしています」と期待を寄せていた。
兵藤にとって栗原はどんな存在だったのか? そして次につなぐのはいったい誰か?
※兵藤選手の記事は3月20日夕方にアップ予定です!
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[文:サカノワ編集グループ]
イラスト
PROFILE 茉莉香 MARIKA イラストレーター・デザイナー。インスタグラムのアカウントは marika22_10。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。主にサッカー・フットサル選手のイラストや、スポーツウェアのデザインを制作。また日本のサッカーファンを代表して、FIFA Global Fan Movement メンバーとして活動中。