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コロナショック!西村拓真がポルティモネンセ退団し帰国。安西、権田も検討か

CSKA TVのインタビューに登場した西村拓真。(C)CSKA TV

家族を第一に考えて。仙台復帰か、それとも…。

 ポルトガル1部リーグのポルティモネンセSCに所属していたFW西村拓真が3月22日、クラブを退団して日本へ帰国すると発表した。ポルトガルメディア『ア・ボラ』が報じた。

 記事によると、西村はCSKAモスクワと2022年6月まで契約を結び、今年1月から6月までポルティモネンセに期限付き移籍していた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いポルトガルリーグが中断するなか、家族と離れて暮らすことに「耐えられなくなり」、話し合いの結果、最終的にクラブが契約を解消する決定を下したという。西村は今年1月にリーグ2試合に出場したが、その後は試合に臨む機会を得られずにいた。

 ポルティモネンセには、他にも日本代表のDF安西幸輝、GK権田修一と日本人選手が在籍している。記事ではそれが二人を指すのか分からないものの、「他の外国籍選手も自国に戻ることを検討している」と伝えている。

 西村は1996年10月22日生まれ、愛知県出身、23歳。178センチ・72キロ。全国制覇を成し遂げた富山一高から2015年にベガルタ仙台へ加入。2018年に大ブレイクを果たすと、ロシアの名門CSKAに電撃移籍した。さまざまなシチュエーションから、あらゆる形でゴールに絡めるプレーを特長とする。

 2018-2019シーズンはロシアリーグ12試合・2得点、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも2試合出場。そして2019-2020シーズンはロシアリーグ5試合・0得点、ロシアカップでは2試合・2ゴールを決めたが、次第に出場機会を得られなくなり、ポルティモネンセに移籍。ポルトガル1部リーグ2試合・0得点を記録した。

 ポルティモネンセはこれまで、2勝10分12敗(16得点・34失点)で18チーム中17位と2部降格圏に低迷している。

 西村は帰国後、果たしてどのチームに所属するのか? 古巣である仙台に復帰するのか、それとも別チームを選択するのか!?

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[文:サカノワ編集グループ]

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