【大宮】奥野誠一郎氏が福井県協会のユースダイレクターに就任
大宮アルディージャのサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
JFL時代を含め21年6か月、大宮を支える。
J2リーグの大宮アルディージャは3月31日、奥野誠一郎育成部コーチ が、一般社団法人福井県サッカー協会のユースダイレクターに就任すると発表した。
奥野氏は1974年7月26日生まれ、福井県出身、45歳。これまでの現役のキャリアは、丸岡高 ― 横浜フリューゲルス(1993年から1998年) – 大宮アルディージャ(1998年から2007年) 。
指導歴は、大宮アルディージャU-12コーチ、大宮アルディージャユースコーチ、大宮アルディージャJr.ユースコーチ、大宮アルディージャJr.ユース監督、大宮アルディージャ育成部ヘッドオブコーチ、大宮アルディージャトップチームコーチ、大宮アルディージャ育成部ヘッドオブコーチ、大宮アルディージャ育成部コーチ、ヴェルフェたかはら那須(現ヴェルフェ矢板)監督、大宮アルディージャ育成部コーチ。
奥野氏は次のようにコメントしている。
「このたび、大宮アルディージャを離れることになりました。4月からは地元である福井県に戻り、福井県サッカー協会のユースダイレクターを務めます。
JFL所属時代を含め21年6か月の在籍期間の中で、選手としても指導者としても多くのことを学び、様々な経験をさせていただきました。クラブには感謝しかありません。
また、いつも大宮アルディージャをサポートしてくださる皆さま、応援してくださる皆さまが、今日までの私の支えでした。心より御礼申し上げます。
長年在籍したクラブを離れることは寂しいですが、より成長するために新しいチャレンジをしたいと思います。今まで本当にありがとうございました。
大宮アルディージャのより一層の発展を願っています」
福井県では、破産手続きに入ったサウルコス福井の後継として、新たに発足した県1部の「福井ユナイテッドFC」が将来的なJリーグ入りを目指している。そうしたなかでのJリーグで十分実績のある奥野氏のユースダイレクター就任は、国内でも珍しい”抜擢”であり、「育成の福井」がどのように変わっていくのか楽しみだ。
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[文:サカノワ編集グループ]