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【浦和】レオナルドがブラジルの番組に登場「日本代表でプレーしたい」

レオナルド。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

鳥取、新潟「すべてのクラブに感謝」。改めて「帰化」への思いを語る。

 今シーズンアルビレックス新潟から浦和レッズに移籍したFWレオナルドがこのほど、ブラジルの番組『1°-TEMPO』にテレビインタビューで登場した。来日3年目になる22歳のブラジル人ストライカーは新型コロナウイルスで中断されているJリーグと日本の様子について伝えるとともに、自身の目標などを語った。自身のSNSのインスタグラム(@leo9)のストーリーでも、その様子を紹介した。

 番組ではまず「(新型コロナウイルス対策で)日本はまだ深刻な状況ではないようだが、どのような取り組みが行われているのか?」と質問を受けた。レオナルドは「ここ1、2週間の間で少しずつ厳しい状況になってきています。しかし普段の生活は、外出は控えているものの、買い物に行けて、練習もできて、今のところあまり変わっていません」と答えた。

 また、リーグ再開の延期が続いているなか、「クラブからは外出を控えて家にいるように」と言われてきたという。もちろん不安や恐怖はあります。僕には家族もあり、子供もいる。家族の存在が支えにもなっています」と語っている。

 日本ではJ3リーグのガイナーレ鳥取、J2リーグのアルビレックス新潟と各カテゴリーで2年連続で得点王を獲得。そして今季、浦和への加入を果たした。

「J3に挑戦したのは正しかった。子供も日本で生まれました。これまで在籍したすべてのクラブに感謝しています。今、日本で一番のビッグクラブでプレーできているのは家族や周囲のサポートのお陰です」

 10代にして日本に来たことでチャンスを掴めたと喜び、今後のビジョンについては、次のように語った。

「しばらく日本でプレーしたいと思っています。日本語の練習もしています。帰化には最低5年滞在することが条件になっています。日本代表でもプレーして、この国のために貢献したいです。みんなが応援し、助けてくれます。ブラジルに帰ることは考えていません、ここにいたいです」

 そのように日本で戦う決意を示している。

 レオナルドはこれまですでに公式戦2試合で3ゴールを奪取。J1リーグは5月9日に再開予定だが、さらなる延期の可能性も高まってきている。あるいは地域ごとに開催可能なカードを実施していくこともあり得る。浦和は5月10日にアウェーのノエビアスタジアム神戸でのヴィッセル神戸戦、そして15日にホームの埼玉スタジアムでのガンバ大阪戦が予定されている。

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[文:サカノワ編集グループ]