日本代表GK権田が息子を守る「入学式に行きません」。長友とともに欧州の厳しい状況を伝える

日本代表での権田修一。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

賛否両論を認めたうえで「欧州の現状を知っている僕は親として息子を学校に行かせる決断はできません」。

 ポルトガルのポルティモネンセSCに所属する日本代表GK権田修一が4月5日、自身のSNSのインスタグラム( @shuichi33g )で、ランドセルを背負った子供の桜並木での写真とともに、次のようにメッセージをつづった。

 2月6日は、入学式について、開催と見送り、その両方で自治体によって対応が分かれている。そうしたなか、5日時点では、権田の子供の学校でも入学式が開催されることになっているという。

 しかし、ポルトガルの状況を知る権田は、入学式に子供を生かせない決断をしたそうだ。

 息子は明日から日本の小学校に入学します。

 ただ明日の入学式は欠席させます。

 日本の小中学校は義務教育です。
 通わせなければいけないのは分かります。

 欧州の現状を知っている僕は親として息子を学校に行かせる決断はできません。

 この行動には賛否両論あると思います。

 ただ6歳の息子が感染してしまい、家族から離れて病院に2週間隔離される可能性がゼロではないと思ったら、僕は行かせることができません。

 明日の入学式のために、学校の先生方は自分たちや家族が感染するリスクを承知で、息子たちのために入学式の準備をしてくれていると思います。

 その先生方には感謝と申し訳なさでいっぱいです。

 最後に息子に一言。

 入学おめでとう!

 また権田はツイッター(@gonchan20)でトルコにいる長友佑都(@YutoNagatomo5)ともやりとりをして、「佑都くん、うちの子も明日から小学1年生で入学式がありますが休ませます。義務教育なのはわかります。ただ、欧州の現状を目の当たりにしたら行かせる事はできません。」と綴った。

 一方で権田は「追加で一言 国公立の学校の先生方は息子達の入学式の為に自分や家族の感染リスクを承知で準備してくれていると思います。先生方には感謝とこの決断での申し訳なさでいっぱいです」と、ツイッターでも補足している。

 厚生労働省の専門家会議が、地域の狭いコミュニティであれば子供の移動は感染リスクが低いという見解を示しているものの、十分な対策や配慮が必要であるとは強調している。しかも、そこからまた数日間で特に都心部の状況は変わってきている。

 多くの自治体で入学式と始業式が予定されている2月6日――。日本が揺れている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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