長友佑都がコロナに苦しむひとり親へ寄付募る。1000万円突破!
日本代表での長友佑都。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
5月11日まで展開、三兄弟の一人として母親に育てられる。「日本代表としてたくさんのパワーをもらい走ってきた。次は僕がパワーを届ける番」
日本代表DF長友佑都が4月24日から5月11日まで、クラウドファンディングで「緊急企画:コロナで苦しむ”ひとり親”へ支援を届けたい」を実施。26日の段階で、1000万円を超えた。目標額は5000万円。母親のもと3人兄弟の一人として育てられてきた長友は、新型コロナウイルスによって経済的に厳しい状況になり得る家庭に対し、「僕自身日本代表として皆さんにたくさんのパワーをもらってここまで走ってきました。次は僕がパワーを届ける番だと思います」と支援をしたいと考え行動に移した。
長友はツイッター(@YutoNagatomo5)で、「拡散希望 コロナの厳しい状況に対して、自分に出来る支援の形を考えました。僕もそうだった様にひとり親家庭を支援する活動を始めます!まず僕個人として500万円を寄付させていただきます。多くの人にこの支援の輪に賛同して頂きたいです!みんなで支えましょう!」と呼び掛けている。
支援内容は、1.食糧支援(お米やレトルト食品など、すぐに食べられ調理の手間が少ない食材・必要な物資をお届けします) 2.ひとり親家庭に必要な保育を無料で提供(親御さんの心の余裕、時間の余暇をうみ出すために訪問型保育を提供します)3.相談窓口を設置して、丁寧な相談対応(誰にも頼れないひとり親の支えとなり、適切な支援を届けるサポートをします)4.その他、刻々と変わるニーズに対して、ひとり親支援を行う団体と連携して必要な支援を提供します
READYFOR株式会社が資金を集め、認定NPO法人フローレンスが支援活動を実施する。
長友は次のように呼び掛けている。
「皆さんこんにちは、長友佑都です。
今現在猛威を振るうコロナウイルスの影響により、世界中が大変な状況になっています。日本も非常に厳しい状況であることはニュースで拝見しています。
僕が住むトルコでも感染者数が10万人を超えています。本当に厳しい状況です。
その中でも自分たちができること、それは外出自粛をすることです。それが自分自身そして自分の愛する人、多くの人を救えると思います。
この厳しい状況ですが、僕自身何かできることはないかと考えました。そんな中で自分が最も支援をしたいと思った人たちがいます。
それはシングルマザーの皆さんです。
僕は幼い頃、母に女手一つで3人の兄弟を育ててもらいました。幼いながらも経済的に厳しかったのは理解しています。それでも一生懸命母の働く姿を見てきました。
そして自分が大きくなったら絶対に母に恩返しをすると、幼いながらに決めました。ひとり親世帯はただでさえ厳しい状況にもかかわらず、このコロナの影響によってさらに厳しい状況になっています。
僕自身日本代表として皆さんにたくさんのパワーをもらってここまで走ってきました。次は僕がパワーを届ける番だと思います。
具体的にはクラウドファンディングという形をとりまして、食料品や支援窓口が今必要となっていることに充てていきたいと思います。今回現場で支援している団体からは、明日の食事も困っている家庭が多くあるということを聞きました。
どうか一人でも多くの人に、この支援の輪に賛同していただきたいです。ご支援のほどよろしくお願いいたします。みんなで未来を繋ぎましょう」
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[文:サカノワ編集グループ]