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「FC東京に戻ってくる?」長友佑都が羽生直剛の質問に答える

FC東京の羽生直剛クラブナビゲーター(左)とクラブOBでもある日本代表の長友佑都(右)。(C)SAKANOWA

長友「逆境は大好物」。その秘訣は「処理能力の速さ」。

 新型コロナウイルスの感染の影響により自宅待機を余儀なくされているこのゴールデンウィーク期間、FC東京は『青赤STAY HOME週間』と題し、5月2日から6日まで、インターネットによる様々なイベントを展開している。3日にはチームOBである日本代表DF長友佑都が登場し、元同僚である羽生直剛クラブナビゲーターと対談した。

 二人は2008年から2010年7月までFC東京でともにプレー。2009年には城福浩監督(現・サンフレッチェ広島)のもと、ナビスコカップ(現・ルヴァンカップ)制覇を成し遂げている。

 羽生から投げ掛けられる気になる質問に、現在トルコのイスタンブールにいる長友は「ニューさん(羽生)だと話しやすい!」と忌憚なく応じた。そのなかで、羽生から「東京にはいつ帰ってきてくれるのかな?と思って、みんなこのコンテンツを見ているよ」と振ると、長友は「僕もFC東京への思いは強いからさ」と語り、次のように続けた。

「イタリアへ出発するセレモニーの時、強い言葉で、必ず帰ってくると伝えたから、もちろんプレーをしたいです。青赤のユニフォームを着て。ただ、こればかりは、俺の思いだけで成立できることではないですから。FC東京に自分の思いとフィジカルコンディションを含め、チームに貢献できるものがあれば。そこでFC東京であり、羽生さんが求めてくれたら」

 そのようにFC東京の元5番は、少し熱く語った。

 また、興味深かったテーマが、長友の「処理能力」。羽生が「最近の悩みは?」と聞いたところ、長友は「悩みはマジでないです。悩みというか、すぐ処理します。処理能力は早いですね。もちろん僕も人間なので、不安や緊張、怒りといった感情はあります。ただ、そこからの処理能力が早い。そこに捉われて、ともに沈むことはない。溺れそうになっても、すぐ上へ浮上しますよ、俺は。それが自分の強みだと思っています」と答えた。

 羽生は長友が明治大学時代、ケガでスタンド観戦した際に太鼓係を買って出て、そこでも手を抜かず本気で楽しみながらも応援して、そこから這い上がっていったことを例に挙げながら、「すごいな」と感心。長友も「逆境が大好物なんでしょうね」と語った。

『青赤STAY HOME週間』は4日も盛り沢山の内容で展開される。14時からは、東慶悟が水沼宏太(横浜F・マリノス)、清武弘嗣(セレッソ大阪 )を迎えたトークショーを、Youtubeのクラブ公式チャンネルで行う。

 クラブの公式ホームページで、6日までの詳しいスケジュールが掲載されている(https://www.fctokyo.co.jp/news/11210)。

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[文:サカノワ編集グループ]

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