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【浦和】関根貴大が地元・埼玉のコロナ感染状況を憂慮「一人ひとりの行動が未来を変える」

湘南戦でゴールを決め歓喜する浦和の関根貴大。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ファンに向けて、再会する日まで「パワーを貯めておいてください」と呼び掛ける。

 J1リーグ浦和レッズのMF関根貴大が5月10日、SNSのクラブ公式ツイッター(アカウントは @REDSOFFICIAL)で、現在新型コロナウイルスの影響によりJリーグが中断し、チームも活動を休止しているなかで、ファンとサポーターに向けてメッセージを発信した。

 ドイツとベルギーでプレーして復帰2年目となる関根は、現在の状況について、「今は自宅でできることを精一杯やっています。そして今、埼玉でも(新型コロナウイルスによる)感染者の数がすごく増えてきているので、皆さん一人ひとりの行動がとても大事になってくると思います」と、自身の地元でもある埼玉の状況を憂慮。そのうえで、「今、大変な時期ではありますけれど、皆さん一人ひとりの行動がこれからの未来を変えていけると思うので、協力して頑張っていきましょう」と呼び掛けた。

 また、先月25歳になったアタッカーは「僕たちもまたピッチで素晴らしいパフォーマンスができるように準備していきたいと思うので、その時までパワーを貯めておいてください。応援よろしくお願いします」と、ファンとサポーターに向けて、埼玉スタジアムで再会する日まで「パワー」を貯めておいてほしいと訴えた。

 4-4-2の新システムを採用した今季、関根はルヴァンカップ・グループステージ1節のベガルタ仙台戦(〇5-2)、J1リーグ開幕の湘南ベルマーレ戦(〇3-2)で先発フル出場。湘南戦では決勝ゴールを決めて、新生・浦和の象徴となるようなインパクトを残した。

 その大きな声援が背中を押す原動力になっていると語ってきた関根は、再びともに一つになって戦う日を待ちわびている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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