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久保マジョルカはバルセロナ戦で再開か。守護神が「レアル・マドリード戦のようにサプライズを起こす」と抱負

久保建英。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ラ・リーガは最短で6月12日のリスタートを目指す。

 日本代表MF久保建英の所属するRCDマジョルカは5月20日、クラブ公式サイトにGKマヌエル・レイナのインタビューを掲載した。新型コロナウイルスの影響で中断するなか、6月12日あるいは20日の再開を目指すラ・リーガ(スペインリーグ)は、次第に練習のフェーズを上げているが、その中で現在のチーム状況やリーグ再開に向けた抱負を語っている。

 これまでリーグ27試合中26試合に出場している、先月35歳になった守護神は練習が次第にフェーズを上げているものの、まだ全体練習をできずにいることについて、次のように語る。

「それが現在置かれている状況だと受け止めています。しかし、自宅にて個々で練習していた時を乗り越えてきました。最高のコンディションになることを目標に、一歩ずつ進めて行き、上手くいけばリーグ戦に臨めるでしょう」

 レイナは「家でずっとトレーニングしていた時のほうが大変でした。普段はあまり必要としないフィジカルの練習が増えました。幸い今はGKコーチやGKのチームメイトとグループトレーニングができるようになりましたからね」と、自粛時に比べれば、大きな前進だとポジティブに受け止める。

 順調に行けば、来週にも全体練習が認められる。その場合、スペインリーグは6月12日(有力!?)、あるいは20日からの再開を目指しているとスペインで報じられる。ブンデスリーガのように、中断したカードから再開される場合、マジョルカはまずホームでFCバルセロナと対戦することになる。

「家にいる間、バルセロナの試合の動画を見て、どうすれば苦しめることができるかをチェックしてきました。いろいろな面で正確な判断をしていかないとプラスにはなりません。レアル・マドリード戦(マジョルカが1-0で勝利を収めた)のように、驚かせてみせましょう」

 マジョルカを代表するように、レイナは決意を示している。

 18歳の日本代表MF久保はこれまでリーグ24試合・3試合・3得点を記録している。マジョルカは7勝4分16敗(28得点・44失点)で、20チーム中降格圏の18位にいる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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