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【移籍情報】サウサンプトンが冨安の獲得に興味。ローマなどと争奪戦か!

冨安健洋。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

最終ラインは人材不足、ハーゼンヒュットル監督の思惑とも一致か。

 アメリカのスポーツサイト『ファンサイディド』はこのほど、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンFCが2020-21シーズンに向けて日本代表DF冨安健洋の獲得に興味を持っていると報じた。

 J2リーグのアビスパ福岡を経てベルギーリーグのシントトロイデンVVで2シーズン目にブレイクした冨安は、今季、セリエAのボローニャFCに移籍。センターバックのレギュラーポジションを掴み、これまでリーグ20試合(1794分/2アシスト)に出場している。新型コロナウイルスの影響でリーグは中断しているが、チームはこれまで9勝7分10敗の勝点34で10位につけ、さらに上位をうかがおうとしている。

 記事によると、サウサンプトンは昨季からセドリック・ソアレス(→アーセナルFC)、マット・ターゲット(→アストンヴィラFC)(さらに吉田麻也→UCサンプドリア)と最終ラインの選手が退団。カイル・ウォーカー=ピータースもトッテナム・ホットスパーFCからのレンタル中である。

 そこで即戦力となり得る若手選手を探すなか、21歳の冨安に関心を持ったという。

 ドイツ人のラルフ・ハーゼンヒュットル監督は以前率いたRBライプツィヒに続き、柔軟性のある若い選手とともに能動的かつダイナミックなプレッシングサッカーを目指していて、最終ラインにも機動力を求める。

 一方、セリエAのASローマ、プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドFCも冨安の獲得を目指していると噂される。これから争奪戦に発展するのか? 

 そうしたなか、サウサンプトンは戦力的に冨安を欲しそうであり、記事では「もしも冨安がセインツのファーストチームでプレーするチャンスがあるならば、これ以上の場所を探す必要はないだろう」と“推薦”している。

 セリエAは6月に無観客で再開を予定している。ボローニャは6月22日(日本時間23日4時45分)、ホームで首位ユヴェントスFCと対戦する。冨安にとっても、楽しみな一戦になる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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