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【日本代表】アーセナル冨安健洋のチュニジア戦起用へ森保一監督「出られる可能性も」。一方「慎重に考えている」

冨安健洋。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

無理はさせない? 改めて問われた際は、「このタイミングで試合に使えるとは…」。

[キリンカップ決勝] 日本代表 – チュニジア代表/2022年6月14日18:55/パナソニックスタジアム吹田

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が6月14日、「キリンカップサッカー2022」決勝でチュニジア代表と対戦する。森保一監督が13日、試合前日の公式記者会見に臨み、選手起用などについて語った。

 森保監督はケガ人などの状態について、次のように説明した。

 まず、アーセナルでシーズン終盤ハムストリングスを傷めて離脱した冨安について、全体練習に合流しており、チュニジア戦での起用を示唆した。

「長期離脱しているなか、今回、代表活動に来てもらい、明日の試合(チュニジア戦)に出られるかもしれないという見通しがあるなか参加してもらってきました。明日の試合に向けてチームの全体練習に合流し、出られる可能性も考えて、今日の練習のほうにも参加します。メディカルスタッフやドクターと相談したいと思います」

 一方、いきなり国際Aマッチ、しかもアフリカの強豪と戦うリスクについても言及した。

「しかしながらいきなり国際試合のハイインテンシティのなか、長期離脱から戻り2、3日の練習でできるのかと言うと、リスクがあると思います。そこは慎重に考えていきたいです」

「試合に出られなったとしても、今回の活動に参加してもらったことで、チームの考え方や現在地を選手たちとコミュニケーションを取りながら把握できたのは、チームにとっても彼にとってもプラスになったと思っています」

 とはいえ、アーセナルでは、本人は“いける”とピッチに立ち、結果的に負傷交代してしまった試合もあった。一体、何を優先すべきか。森保監督のマネジメントが問われる。

 ただ、このあと改めて冨安の起用について問われた指揮官は、「このタイミングで試合に使えるとは言い難い状況だと思います」と、先ほどとはやや異なるニュアンスでも回答していた。

 また別メニューだった伊東純也はプレー可能ということだ。一方、中山雄太は足を痛めているため出場できない。

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