【鹿島】感染症対策が施された新潟戦、関川郁万が戸惑った「円陣が組めないのはちょっと残念」

鹿島の関川郁万(2020年2月1日撮影)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

集中を高めるためにも貴重な時間。1試合目(45分×2本)は0-1で敗れる。

 鹿島アントラーズが6月13日、アルビレックス新潟とのトレーニングマッチ(45分×2本、30分×2本の計4本)を、一般・メディアとも非公開のなかで行っている。45分×2本の1試合目は、新潟が1-0で勝利を収めている。

 1試合目に先発し74分まで出場したセンターバックの関川郁万が、メディア取材に応じた。

 試合会場(非公表)は大雨により、後半途中まで、ほとんどボールをつなげるような状況ではなかった。そのなかで後半(2本目)、新潟のセンターサークル付近からの堀米悠斗のフリーキックが直接ゴールネットを揺らした。

 プロ2年目を迎える関川は「(悪天候のため)自分たちは何ができるのか、何ができないのかを経験できたので、今後こうしたコンディションで試合をすることもあり得るので、そこで生かしていきたいです」と振り返った。

「(ウォーム)アップの段階からボールが止まっていたので、後ろからつなぐいつものサッカーができないと判断し、前線の選手にロングボールを集めるように切り替えました。自分たちもロングボールの処理では、ボールが弾まないし動かないので、(水溜まりになっているピッチになるべく)落とさないようにディフェンスラインで話し合っていました」

 そのように対策を切り替えたなか、守備面で崩されることはなかった。

 また、この日、飲水ボトルは各自それぞれに用意されるなど、感染症対策のガイドラインに則って試合が開催された。

 そうしたなか、関川がこれまでと異なり戸惑ったのが、円陣を組んではいけないことだった。

「ゴールしたあとを喜んで直接ハイタッチをしてはいけないとは言われていました。ただ、一番(戸惑ったの)は円陣(ができないこと)かなと思いました。そこで、一度みんな集中力を高める部分で大事だと思うけれど、それができないというのは、ちょっと残念でした」

 そのように、ある意味、試合開始を迎えるルーティンの一つである「大切な時間=円陣」が欠けることに、関川はやや戸惑いを覚えていた。

 J1リーグ再開は7月4日(J2再開&J3開幕は6月27日)。あと3週間、そうしたことに気付き、新たな状況に慣れていくことための準備期間にもなる。

◎鹿島アントラーズ vs アルビレックス新潟
45分×2本、30分×2本<計4本>
【1本目】
0-1 得点者:10分 堀米悠斗(新潟)
【2本目】
0-0
【3本目】
1-0 得点者:20分 レオ・シルバ(鹿島)
【4本目】
1-0 得点者:30分 荒木遼太郎(鹿島)

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[取材・文:塚越始]

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