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ハンパない大迫のブレーメン「崖っぷち対決」今季最多5発大勝!約7か月ぶり通算5ゴール目で“逆転残留”も見えてきた

ブレーメンの大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

3試合連続スタメン起用の期待に応える。次節はホームで8連覇決定目前のバイエルン戦。

[ブンデスリーガ 31節] パダーボルン 1-5 ブレーメン/2019年6月13日/ベンテラー・アレーナ

 ブンデスリーガ1部ヴェルダー・ブレーメンが、アウェーでSCパダーボルン07に5-1の勝利を収め、残留争いのライバルから貴重な勝点3を掴んだ。日本代表FW大迫勇也は3試合連続の先発出場を果たし、34分にチーム2点目となるゴールを決めて、勝利に貢献した。

 最下位18位のパダーボルンと17位ブレーメンの「崖っぷち対決」で、アウェーとはいえブレーメンにとっては絶対に落とせない一戦となった。すると1点リードで迎えた34分、右サイドに展開されたあとのシュートをGKが弾くと、そのボールがこぼれるところにポジションを取っていた大迫が冷静に右足で流し込み、貴重なチーム2点目をもたらした。実に昨年11月のシャルケ04戦(●1-2)以来、約7か月ぶりのゴールとなった。

 これで勢いに乗ったブレーメンは、デイヴィ・クラーセンが2ゴールを決めて“ドッペル”を達成するなど、今季最多となる計5得点を奪い大勝を収めた。

 ブレーメンはリーグ7勝7分17敗(35得点・64失点)で勝点25。大迫は同25試合・5得点・1アシスト。

 これでブレーメンは17位と変わらないものの、ついに2部3位との入れ替え戦枠である16位のフォルトゥナ・ドュッセルドルフと勝点28で並んだ。しかも得失点でプラス4を加えたことで、ドゥッセルドルフとは得失点差わずか「1差」まで迫っている。

 次節は6月16日(日本時間17日3時30分開始)、ホームで首位のバイエルン・ミュンヘンと対戦する。バイエルンは、勝つとリーグ8連覇が決まる。大迫も意地を見せたい。

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[文:サカノワ編集グループ]

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