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【日本代表】ルートは別々、南野拓実&古橋亨梧の興國高「同級生コンビ」がゴール

古橋亨梧。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

タジキスタン戦、予選初失点を喫したが前半で突き放す。

[W杯アジア2次予選 F組] 日本 – タジキスタン/2021年6月7日19:25/パナソニックスタジアム吹田

 カタールワールドカップ(W杯)アジア2次予選F組、日本代表(SAMURAI BLUE)がタジキスタン代表、この予選初の失点を喫したものの、古橋亨梧と南野拓実のゴールで2-1とリードを奪って折り返している。後半開始早々には橋本拳人も決めている。

 日本は大迫勇也が負傷のためメンバー外に(活動には帯同している)。センターフォワードには浅野拓磨、中盤は右から古橋亨梧、南野拓実、原口元気が並ぶ陣容に。吉田麻也、大迫がつけてきたキャプテンマークは、原口に託された。

 日本は開始6分、右から中央をえぐった古橋の左足のシュートで先制点を奪ってみせる。しかしこの2次予選暫定2位だったタジキスタンの粘り強さに押され、9分、日本の左サイドからのクロスをエフソン・パンシャンベにヘッドで沈められ、同点とされてしまう。日本はこの予選初の失点。

 その後も日本陣内で試合を進められる時間もあったが、ホームチームは徐々に挽回。40分、右サイドの古橋からのクロスを、南野がニアで合わせて2-1と再び突き放してみせた。

 1995年1月生まれの南野と古橋は興國高校の同級生で、南野はセレッソ大阪ユース、古橋は同校のサッカー部に所属していた。南野はまさにエリート街道を歩み、C大阪トップチームに昇格し、さらにRBザルツブルクを経てリバプールFC(今季はサウサンプトンFCにレンタル)へ。一方、古橋は中央大、FC岐阜を経てヴィッセル神戸に加わるというステップを踏んできた。別々のルートで辿り着いた国際Aマッチの舞台。このタジキスタン戦で、南野は本田圭佑と並ぶW杯予選7試合連続ゴールを記録、そして古橋もしっかり痕跡を残すゴールを決めてみせた。

 後半開始から日本は原口と南野に代えて、鎌田大地、坂元達裕を投入。中盤は右から坂元、鎌田、古橋という並ぶになっている。

 FIFAランキングは日本が28位(AFC[アジアサッカー連盟]1位)、タジキスタンが121位(同22位)。

写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

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[文:サカノワ編集グループ]

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