衝撃3人抜きアシストの鎌田大地「ドリブルは強み、上手く切り込めた」
フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ゴール前、スキーのスラロームのように打開。残り3試合、全勝を誓う。
[ブンデスリーガ 31節] ヘルタ・ベルリン 1-4 フランクフルト /2020年6月13日/オリンピア・シュタディオン
アイントラハト・フランクフルトが4-1でヘルタ・ベルリンに大勝を収め、暫定9位に浮上した。日本代表FW鎌田大地がペナルティエリア内での鮮やかな3人抜きからアンドレ・シルバのゴールをアシスト。その圧巻のパフォーマンスがドイツでも話題を集めている。リベロの長谷部誠とともにフル出場している。
1-1で迎えた62分、左サイドからのパスを受けた鎌田が躊躇わずゴール前へ持ち込む。するとスキーのスラロームのように3人をかわして鋭いクロスを放つ。そして中央で待っていたアンドレ・シルバがヒールで押し込みゴール! 勝ち越したフランクフルトはさらに2点を追加して、4-1の勝利を収めた。
鎌田はクラブ公式サイトで、「迷わずシンプルにできました。ドルブルは僕にとっての強み、あのシチュエーションで上手く切り抜けることができました。アンドレがボールに上手く合わせてくれて、とても嬉しかったです。とても力強く決めてくれました」と、喜びのコメントを残している。
また、クラブ公式ツイッター(@eintracht_jp)では、「簡単な試合ではなかったですが、チームのみんなで難しい状況でもやり続けたことが、良い結果につながったと思います。ゴールシーンでは、アンドレが上手く決めてくれたので、いいアシストができたと思います。彼には感謝しています。残り3試合で勝点9を取れるようにやっていきたいです」と、アンドレ・シルバに感謝するとともに、残り全勝を誓っていた。
鎌田はリーグ戦26試合・2得点・5アシスト、長谷部は同22試合出場。フランクフルトは次節、現地6月17日にシャルケ04と対戦する。
[文:サカノワ編集グループ]