【日本代表】W杯予選ベトナムに援軍、ハノイ決戦は約1万2000人の来場容認
田中碧が代表初ゴールを決めた日本代表対オーストラリア代表戦。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
キャプテン「サポーターと一緒にホームでプレーできるのは、大きなアドバンテージ」。
[W杯アジア最終予選グループB 第5戦] ベトナム – 日本 /2021年11月11日19時(日本時間21:00)/ミーディン・ナショナルスタジアム
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が11月、今年最後の活動として、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選、ベトナム代表(11日@ハノイ)、オマーン代表(16日@マスカット)とのアウェー2連戦に臨む。FIFAランキングは日本28位、ベトナム98位、オマーン77位。オマーンにはホームでの第1戦、0-1で敗れている。
また、経済成長とともに力を付けるベトナムは、2018年の東南アジア選手権(AFF Championship)で10年ぶり二度目の優勝を果たしている。
国際Aマッチでの対戦成績は、日本の3勝(6得点・1失点)だ。
『ベトナム・ニュース』によると、今回の日本戦は首都ハノイのミーディン(My Dinh National Stadium) での開催が決定。そして新型コロナウイルス対策で、これまで無観客が続いていたが、感染者の減少を受けて、一部入場が可能に。まずスタジアムの30パーセントが開放され、約1万2000人の来場が政府に認められたそうだ。
キャプテンのクエ・ゴック・ハイ(Que Ngoc Hải)は次のように、この緩和を喜ぶ。
「チーム全員が、国のためにベストを尽くし、より良い結果を出すことを約束します。ベトナムの目標は、(11月シリーズで対戦する)日本、サウジアラビアという二つの強国に対し、良いプレーとともにベトナムの精神を示してポイントを獲得することです。
ファンの皆さんはアジアの強豪国との対戦を待ち望んでいると思います。サポーターと一緒にホームでプレーできるのは、大きなアドバンテージ。チームに声援を送り、励ましてくれるファンの皆さんに感謝しかありません。
一生懸命にハードワークし、決してあきらめない精神と姿勢が大切です」
そのように声援の“援軍”を得られる状況を、追い風と捉えていた。
サッカー熱のあるベトナムだけに、果たしてどのような雰囲気になるのか!? 日本は普段通りの力を発揮できれば、3ポイント獲得ができると目されるが……そう簡単には行かないはず。果たして、どのようなシナリオが待っているのか。
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[文:サカノワ編集グループ]