【鹿島】ドライブスルーマルシェで賑わう。約300組が申込み、野菜や海産物を提供
鹿島が行ったクラブ初のイベント「ドライブスルースタジアムマルシェ~鹿行の『食』の食べ比べ~」。(C)KASHIMA ANTLERS
FMかしまと協力、土居、和泉、永戸のPRコメントも場内限定で流される。
J1リーグの鹿島アントラーズは6月14日、ホームである県立カシマサッカースタジアムで、クラブ初となるイベント「ドライブスルースタジアムマルシェ~鹿行の『食』の食べ比べ~」を開催し、地元の魅力的な食材を多くの人たちに提供した。
新型コロナウイルスの影響により様々な活動が制限されるなか、アントラーズのホームタウンと近隣のJAや食の事業者が協力。地元で採れた野菜、海産加工品など、茨城県鹿行地域の魅力的な「食」を事前予約を受けてマルシェ(市場)として販売された。今回は計13事業者が参加した。
6月5日から11日まで申込サイトで事前予約を行い、この14日にスタジアム駐車場にて行われた。
スタジアム正面入り口に3カ所のブースを設置。クラブスタッフが参加者の予約確認票を確認して車を誘導して、料金支払いと商品受け取りをしていった。受け取りは4つの時間帯に分けられた。
申込は約300件あり、車1台当たり平均2、3セットを購入していた。
また、FMかしまと協力し、スタジアム場内のみで視聴できるFM放送(生放送)を流して、利用者にイベント案内などをアナウンス。放送中は選手のリクエスト曲、土居聖真、和泉竜司、永戸勝也のイベントPRコメントも放送された。
クラブは次のようにコメントしている。
「今回、スタジアムで初めてドライブスルーマルシェを実施し、多くの申し込みをいただいただけでなく、今後に向けてスタジアムの良いビジネスモデルにもなった。Jリーグ再開後も、規模を拡大するなど、さらに発展させて企画を検討していきたい」
鹿島が地域と支え合いながら、クラブとしての活動の幅を広げ、さらにタフで逞しい集団になっていく。
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[文:サカノワ編集グループ]