【鹿島】FW上田綺世の渇望「ゴールを決めなければアピールにならない」

トレーニングを行う鹿島の上田綺世。(C)KASHIMA ANTLERS

「どんなに失点しても、ゴールを決められれば勝てます。敗因は失点ではない」

 鹿島アントラーズの日本代表FW上田綺世が6月16日、オンラインによるメディア取材に応じて、7月4日のシーズン再開に向けた抱負を語った。その言葉の端々からは、ゴールへの欲求が漲っていた。

 13日のアルビレックス新潟との練習試合では、荒木遼太郎へのラストパスを放ち、二人でゴールを完成させた。ただ、上田は決して満足していなかった。

「パフォーマンスとコンディションはもっともっと上げていく必要があると思いますし、自分らしいプレーを出していきたいです。荒木のゴールも、僕のファーストタッチからつながったシーンではありましたが、そういった細かいところの意識を上げてやっていきたい。やっぱりゴールをゲットしないとアピールにはならないので、まず得点機会を作る、そしてチームを勝利に導くことを、もっと意識していきたいです」

 加えてチームが勝てなければ、それは自身の責任であると受け止める。

「どんなに失点しても、ゴールを決められれば勝てます。敗因は失点ではない。得点をいかに決めるかが大事なところで、僕も含め前線の選手が点を決めることを意識して今も練習しています。攻撃の連係的な面にも取り組んでいます。そういったところから得点を出せるように、僕も自分の個を生かしていきたいです」

 再開後はさっそく怒涛の連戦が待っている。ただ実質プロ2年目、21歳の上田はそのスケジュールをむしろ前向きに捉える。

「連戦のほうが気持ちも切れにくく、ゴールのイメージが湧きやすい感じがします。連戦で大事なのは、どこで乗れるか。より早く結果を残せればリズムに乗れると思います。逆にハマってしまうとなかなか抜け出せなくなってしまうこともあるので、もらったタイミングで、チャンスをモノにすることが肝心。ケガに気を付け、リカバリーや調整のところを意識していきたいです」

 また、上田は自分自身のテーマについて語る。それも、やはりゴールへのこだわりだ。

「ゴールを取る幅。僕の武器は背後(を取る動き)やヘディングですが、その一つを取っても、いろんな形やスタイル、角度があります。そういった引き出しを増やして、いろんな環境で点を取れるFWに近づいていきたいです。ゴールも経験。果敢にゴールへ向かって勝利につながるようなパフォーマンスを見せていきたいです」

 危機感、葛藤、期待、充実、渇望……様々な感情のすべてをゴールに向かわせる。上田の挑戦が再び始まる。

トレーニングを行う鹿島の上田綺世。(C)KASHIMA ANTLERS

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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