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原口元気が左足の鮮烈ミドル!「大満足です」ハノーファー指揮官も納得の4ゴール快勝

ハノーファーの原口元気。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

中断明け絶好調、今季通算6ゴール目。しかし来季1部昇格の可能性は潰える。

[ブンデスリーガ2部 32節] ハノーファー 4-0 ザンクト・パウリ/2020年6月17日/HDIアレーナ

 ハノーファー96がザンクト・パウリに4-0の大勝を収め、ブンデスリーガ2部暫定6位タイに浮上した。日本代表MF原口元気が左足の強烈な一撃を突き刺して、チーム3点目を奪取。原口自身は今季リーグ6得点目を記録した。

 平日と週末の試合の連戦が続くなか、原口はベンチスタートに。ハノーファーが2-0とリードした後半からピッチに立つと、61分、ゴール前での攻防からパスを受けると、前のスペースができたところを見逃さず左足を一閃! 強烈な弾道で豪快にゴールネットを揺らした。さらに1点を追加したホームチームが文句なしの大勝を飾ってみせた。

 ハノーファーのケナン・コチャク監督は試合後、「大満足です」とこの勝利を喜んだ。

「まず第一に、この大勝をチームの監督として喜んでいます。試合開始の瞬間から最後まで、私たちは論理的に勝利へと導くことができました。1点取っても、さらに1点、とチャンスを作り出していきました。後半の立ち上がりは少し受け身になりましたが、3点目を奪ったあと、さらに積極性が増しました。4-0の勝利、もちろん大満足です」

 ハノーファーは12勝9分11敗(51得点・47失点)の勝点45で、VfLボーフム1848と並んで暫定6位に。原口は今季2部リーグ30試合・6得点・5アシスト。新型コロナウイルスの影響による中断明け、7試合で2得点・4アシストを記録している。

 2試合を残し、ハノーファーは3位のハンブルガーSVと勝点9差がついたため、来季の1部復帰の可能性が潰えた。次節(33節)は6月21日、FCエルツゲビルゲ・アウエとアウェーで対戦する。

 ザンクト・パウリのFW宮市亮は前節の試合で足を打撲し、この試合を欠場している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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