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横浜FMユース出身の6人が「ROOTS.」を発足、オンラインで子供たちと交流。齋藤陽介は出身チームに「頑張ればプロになれる!」とエール

森谷賢太郎、長谷川アーリア・ジャスール、田代真一、武田英二郎ら発案による ソーシャルグッドプロジェクト「ROOTS.」(ルーツ)。17日には2回目のオンライントークイベントが行われた。写真提供:ROOTS.実行委員会

武田英二郎は小学生時代、「リフティングは最高50回ぐらいだった」と明かす。

  横浜F・マリノスのユース出身6人の発案によるプロジェクト「ROOTS.」(主催:ROOTS.実行委員会)がこのほど発足し、6月15日、17日にオンライントークイベント「ROOTS. Talk Session Vol.1」が開催された。

 今回のトークイベントでは、 小学5、6年生の3チームを募集。6人のメンバーと交流を楽しみ、 質疑応答では「プロになるため」の秘訣などが伝授された。

「ROOTS.」の参加メンバーは、森谷賢太郎 (愛媛FC) 、長谷川アーリア・ジャスール (名古屋グランパスエイト) 、田代真一 (横浜FC) 、武田英二郎 (横浜FC) ・山岸純平 (法政大学サッカー部出身) 、齋藤陽介 (元・横浜F・マリノス) 。

 この活動は、新型コロナウイルス感染拡大により日常生活が制限されたなか、 サッカーやスポーツを通して「何かできることはないか」 という思いの中で発足。 発足メンバーの6人がサッカーを通して培ってきた、これまでの経験やスキル、思いを伝えることでサッカーやスポーツを楽しむ子どもたちの成長につながるきっかけの場を創出していこうという思いから行われた。 参加は無料。

 17日には齋藤の出身である太子堂サッカークラブの選手たちを対象に実施された。質問コーナーでは「小学生の頃、リフティングは何回できましたか?」という問いに、武田が「僕は調子が良くて最高50回ぐらい。平均10、15回ぐらい。本当です。リフティングはできたほうがいいけれど、すべてではありません。苦手な人は気にせず、自分の特長を伸ばしてください。もちろんリフティングを練習したら、サッカーもより上手くなれると思います」とアドバイスを送った。武田は「大好きだった」というクロスの精度を徹底的に磨いて、自身の武器にしていったそうだ。

 また、嫌いな食べ物は? という問いに対し、田代は「僕は何でも食べられます!」と語り、何でも美味しく食べられることも“成長の秘訣”に挙げた。

 さらに、子供の頃にしていた練習についての質問も。長谷川は公園でコーンを並べて、右足、左足、両足、それぞれのドリブルの練習に取り組み、「インサイドとアウトサイド、両足を使ったりと何度も反復しました」と、左右遜色なく蹴られるように意識したそうだ。

 そして最後に齋藤は後輩たちに向けて、「太子堂! 頑張ればプロになれるぞ!」と熱いエールを送っていた。 

 Jリーガーとオンラインを通じて、直接触れ合える貴重な機会に、子供たちもたくさんの刺激を受けていた様子だった。23日には3回目のオンライン交流トークが行われる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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