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レアルのジダン監督が久保の“去就”に触れる「来季はどうなるか、それは…」

ジネディーヌ・ジダン監督(左)、久保建英(右)。(C)Audi CUP :(C)SAKANOWA

レアル・マドリード対マジョルカ戦、レギュラーとしての活躍ぶりに「彼が望んだことで、私たちも望んでいたこと」と評価。

[スペイン1部 31節]レアル・マドリード – マジョルカ/2020年6月24日(日本時間25日5:00)/エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノ

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が6月23日、RCDマジョルカ戦を控えた前日記者会見に臨み、レアル・マドリードからマジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英との再会を喜ぶとともに、最近の活躍ぶりを評価した。白い巨人を率いる指揮官は、「レギュラーとしてプレーし、とてもいいシーズンを過ごしている。それは彼が望んだことであり、私たちも望んでいたことだ」と、19歳の日本代表を評価した。そのうえで未来――新シーズンの去就についても触れている。

 前節にアウェーのレアル・ソシエダ戦で勝利を収めた(〇2-1)レアル・マドリードは、勝点65でFCバルセロナと並び、当該成績優先の規定により首位に立った。その地歩を固めるためにもホームで18位のマジョルカ相手にリーグ再開後4連勝を狙う。何より今季初黒星をつけられたのがマジョルカだっただけに、しっかりリベンジを果たしたいところ。

 ジダン監督はこの試合、エデン・アザールとセルヒオ・ラモスの出場について「彼らが試合のメンバーに入るかどうか、まあ見ていてください。数日後にはまた試合が続きますので、しっかりと回復していることが重要になります」と語った。また、戦列復帰を果たしたイスコについては、「朗報です。そこまでシリアスな状況ではなくて本当に良かった。彼はメンバーには入ってくるでしょう」と明言した。

 そして、ローン中である久保についての質問を受けると、ジダン監督は次のように語った。

「彼はレギュラーとしてコンスタントにプレーしていて、とても良いシーズンを過ごしています。それは彼が望んでいたことで、私たちが望んでいたことでもあります。彼は現在も、そして未来も含め、とても面白くて素晴らしい選手です。彼の活躍を嬉しく思うとともに、ベストのシーズンになることを祈っています。来季はどうなるのか、それはまたあとで決めればいいことです」

 その言葉の端々からは、ジダン監督が久保のパフォーマンスをチェックしていることも感じられる。

 レアル・マドリードは19勝8分3敗(57得点・21失点)で、リーグ最少失点と守備の安定が光る。一方、マジョルカは7勝5分18敗(29得点・50失点)で2部降格圏の18位、リーグ再開後はまだ未勝利である。久保はリーグ27試合・3得点・3アシストを記録。今回は所属元との対戦だが、契約上出場可能。レアル・マドリード相手に、再開後初ゴールがそろそろ飛び出すか――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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