中村俊輔も活躍したセルティックが久保建英を狙う。熱狂的サポーターは真に受けていないが、条件は意外と合う!?

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

レンタルでの獲得を目指す一つだが、「スペイン以外」が選択肢に入った場合にはもしかすると…。

 スペインメディア『アス』がこのほど、レアル・マドリード(RCDマジョルカに期限付き移籍中)が保有権を持つ日本代表MF久保建英の来季レンタルでの獲得に向けて、ヨーロッパ主要30クラブが名乗りを上げていると報じた。その中の一つに、スコットランド・プレミアリーグの名門で、かつて中村俊輔(横浜FC)が活躍したセルティックFCの名前も入っていた。目が肥えた熱狂的なセルティックサポーターはSNSなどでさっそくこの情報に反応したものの、さすがにあり得ないだろう真に受けていない。ただ、これまで報じられてきた久保のステップアップのための「条件」を考慮すると、決して可能性はゼロではないか?

 イギリスメディアの『ブートルーム』によると、セルティックは2019シーズンからプレーするノルウェー代表FWモハメド・エルユヌシが、今季限りでレンタル期間を終えて、サウサンプトンFCに復帰することが決定的であると報じる。その後継者を探しているのだという。

 エルユヌシは両ウイングでプレー。まさに現在マジョルカでの久保のプレーエリアと重なる。

 ただし記事では、「獲得合戦になればチャンスはほとんどないことを、セルティックサポーターは分かっている。もちろん久保のプレーを見てみたいと思うファンは数多くいるが……」と悲観的だ。

 実際のところ、久保はまずスペインでのプレーを希望していると言われる。レアル・マドリード復帰の線も十分にあり得る。加えて、レアル・ソシエダなど上位チームも久保の順応性の高さを評価し、獲得を目指している。

 ただ、久保サイドが求めているプロ2年目の所属先に求める条件は、ヨーロッパのカップ戦(UEFA欧州チャンピオンズリーグ=CL、またはヨーロッパリーグ=EL)に出場できるレベルのクラブだと言われる。セルティックはスコットランドリーグ9連覇を達成。そして欧州CLの常連でもある。今季はELのグループステージを1位で突破している。欧州の舞台での上位進出を狙うチームにとって、久保の左足は確かに魅力に映るに違いない。

 久保は英語を話すこともできる。イギリスの労働ビザの取得の条件も問題なくクリアできそうだ。そういった条件を踏まえると、もしもスペイン以外でのプレーを希望するのであれば、可能性はゼロではないか? 

 マンチェスター・ユナイテッド戦での2本の伝説のフリーキックなど中村の活躍もあっただけに、新たなる日本人レフティが来るとなれば、セルティックサポーターもきっと歓迎してくれそうだが――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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