大迫不発、ブレーメン初戦ドロー。入れ替え戦のレギュレーションは?
ブレーメンの大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ハイデンハイムとのホームでの第1戦、スコアレスに終わる。第2戦は日本時間の7日未明。
[ブンデス1・2部入れ替え戦PO 1st] ブレーメン 0-0 ハイデンハイム/2020年7月2日(日本時間3日3:30)/ヴェーザー
ドイツ・ブンデスリーガの1・2部入れ替え戦プレーオフの第1戦、1部16位のヴェルダー・ブレーメンはホームで2部3位の1.FCハイデンハイムとスコアレスで引き分けた。1部最終節で2ゴール1得点を記録してチームを自動降格圏の17位から16位に引き上げた日本代表FW大迫勇也はトップ下で先発出場したもののゴールを決められなかった。
シュート数は両チームともに6本ずつ。ボールポゼッション率はブレーメンの67パーセントに対し、ハイデンハイムが33パーセント。無観客ではあったが、ホームチームが主導権を握り、アウェーチームが耐えるという構図になった。
大迫は惜しいチャンスを作ったものの決めきれず。再びヒーローにはなれず、84分に途中交代している。加えて87分、DFニクラス・モイサンデルがレッドカードで退場となり、第2戦では出場停止となる。
ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督は「単純に悪い試合だった」と振り返っている。一方、3位に食い込むだけでなく1部昇格までも成し遂げるのか?と、「ハイデンハイムの奇跡」が注目を集める。
プレーオフのレギュレーションだが、シンプルに2試合でのトータルスコアが上回ったほうが「勝利」となる。同点だった場合にアウェーでのゴールが「2倍」に換算される、アウェーゴールが適用される。
それでも決着がつかない場合は、15分間ハーフの延長戦、さらにPK戦も行われる。
1・2部入れ替え戦プレーオフの第2戦は7月6日(日本時間7日3:30)、ハイデンハイムのホームであるフォイトアレーナで行われる。
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[文:サカノワ編集グループ]