【G大阪】J1最多出場更新の遠藤保仁は「いつも通り『いい試合をしたい』と思って試合に入った」

G大阪の遠藤保仁。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

1998年の横浜フリューゲルスでのデビューから632試合。攻撃をけん引するMFでの記録達成に凄み。

[J1 2節] G大阪 1-2 C大阪/2020年7月4日/パナソニックスタジアム吹田

 ガンバ大阪の遠藤保仁が7月4日のセレッソ大阪戦で先発出場を果たし、J1リーグ通算出場を632に更新し、元名古屋グランパスの楢﨑正剛を抜いて歴代最多となった。遠藤は試合後のオンラインでの記者会見で、「(記録更新は)この1、2週間皆さんから言われていたので意識にはありましたが、試合に入れば考えていませんでした。(試合に入る時は)いつも通り『いい試合をしたい』と思いました」と淡々と振り返った。

 遠藤の632試合、楢﨑の631試合に続くのは、中澤佑二(元横浜F・マリノス、東京ヴェルディ)の593試合、阿部勇樹(浦和レッズ)の574試合、曽ヶ端準(鹿島アントラーズ)の532試合。

 遠藤は横浜フリューゲルス時代の1998年3月21日の横浜国際で行われた横浜マリノス(現・横浜F・マリノス)戦でデビュー。それから京都パープルサンガ(現・京都サンガ)、ガンバ大阪で13シーズンかけて達成。何より攻撃をけん引するミッドフィルダーとしての記録達成に凄みを感じる。さらにこれからも、その記録を伸ばし続けていく。

「ピッチに入る時は、いつも通りと言うか、『いい試合をしたいな』と思いました。みんなが(記念の)Tシャツを着てくれていて、嬉しく思いました。この1、2週間、そういった質問ばかり受けていたので、意識をするようになっていましたが、試合に入る時は考えていなかったです」

 遠藤にとっては、これもまた通過点の一つ。目標はいいプレーといい試合をして、G大阪に勝利とタイトルをもたらすことのみ。この4か月に及ぶ中断期間明けにその節目を迎えられた。が、40歳になったヤットは、この重要な大阪ダービーを落とした――ということに悔しさを噛み締めた。

「ゲームの感覚はそんなに普段から変わりませんでした。いかんせん無観客だったので難しさはありました。試合のテンポがなかなか上がらず、そのへんは多少なりとも割り切ってやっていましたが、先に点を取られるとこのような感じになってしまい、難しくなってしまいました」

 なぜ勝てなかったのか。遠藤はすでに次の試合に向けて、思考を巡らせていた。リーグ1勝1敗(3得点・3アシスト)のG大阪は7月8日(19:30開始)、アウェーのトヨタスタジアムで名古屋グランパスと対戦する。

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[取材・文:塚越始]

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