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ダビド・シルバ移籍、本命はカタールか。神戸の可能性まだある!?

マンチェスター・シティのダビド・シルバ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

中島翔哉も所属したアル・デュハイルが「破格の条件」。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属する元スペイン代表MFダビド・シルバがこのほど自身のSNSのツイッター(アカウントは @21LVA )を更新し、「このチームを去るのが寂しい」とつぶやいて話題を呼んだ。今季でシティとの契約が満了する34歳のミッドフィルダーは、果たしてどこに移籍するのか。その動向が注目を集める。

 一時期はJリーグのヴィッセル神戸が獲得に動き、北海道コンサドーレ札幌もオファーを出したと報じられた。そうしたなか、イギリスやスペインでは、カタール1部リーグのアル・デュハイルが「破格の条件」を提示したとして、新天地の「本命」に浮上しているという。6月に一度話題になった際、アル・デュハイルが交渉などはしていないと否定。しかし、契約満了を目前に控えたこのタイミングで、再びそのチーム名がメディアを賑わせる。

 イギリスメディア『マンチェスター・イブニングニュース』は、「ダビド・シルバは『カタール移籍に近づく』という噂が増えている」と題し、現状を伝える。スペイン代表の同僚だったシャビが監督を務めるアル・サッドがダビド・シルバのことを“歓迎”しているという。一方、本命は昨季まで日本代表MF中島翔哉も所属したアル・デュハイルで、複数のメディアが、破格の条件を提示していることを報じている。

 また、アメリカとカナダで行われるMSL(メジャーリーグサッカー)のインテル・マイアミ、ニューヨーク・シティFCも名乗りを挙げていると言われてきた。一時はデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミ移籍で「合意」に至ったとも伝えられていた。

 さらには豪州のメディアが神戸も候補の一つだとして、ダビド・シルバがアンドレ・イニエスタと再びプレーすることを望んでいると、以前レポートされた内容を引用する。「神戸移籍」の噂については、イギリスメディアではもっぱら聞かれなくなったが、イニエスタの一声で、状況が一変することもあるか。

 何より新型コロナウイルスの影響により、サッカー界全体がまったく見通しが立たずにいる。神戸やインテル・マイアミが“撤退”したり、新たな条件を提示したりした可能性もあり得る。そのなかでシティの伝説のキャプテンは、どのような決断を下すのか。神戸の“逆転”はあるのか!? 

 ダビド・シルバは1986年1月8日生まれ、スペイン(アルギネグイン)出身の34歳。170センチ・67キロ。プレミア・リーグでは今季これまで25試合に出場して5得点・9アシスト。最近も3試合連続で出場(2試合はフル出場)し、ニューカッスルFC戦では1得点・2アシストを記録した。スペイン代表通算125試合・37得点。

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[文:サカノワ編集グループ]

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