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【浦和】FC東京戦へ大槻毅監督が挙げた3つの重要ポイント

オンラインでの記者会見を行った浦和の大槻毅監督。(C)SAKANOWA 協力:浦和レッズ

切り替え、セカンドボール、リスタート――。「際」の勝負が明暗を分ける。

[J1 5節] FC東京 – 浦和/2020年7月18日19:00/味の素スタジアム

  J1リーグ浦和レッズの大槻毅監督が7月17日、オンラインによるクラブ公式の記者会見を行い、18日のFC東京戦に向けた抱負を語った。

 浦和は味の素スタジアムで2004年9月以降負けていない。とはいえ浦和がFC東京を“得意”としている意識もないという。指揮官は「味の素スタジアムでの過去より明日の試合です。明日の試合でしっかり勝点3を目指して戦っていきたいと思います」と、昨季2位だったチームへ挑む姿勢を強調する。

「切り替え、セカンドボールの処理、リスタート、どの試合にも言えることではありますが、そういった勝負事に本当に関わるところがよりクローズアップされると思います。ボールの動かし方がどうだとか、マッチアップがどうだとか、点を取る取られるの前のところ。どちらにボールが落ち着くのか。そういった際みたいなところがゲームを分けるのではないかと思っています」

 大槻監督は局面での「際」を一つの大切なポイントに挙げる。そこはFC東京の長谷川健太監督も強調している点であるだけに、そこで絶対に負けるな――という思いも伝わってくる。

 また、この浦和戦はロシア1部リーグのFCロストフへの移籍が決まったFC東京のボランチ、橋本拳人のラストマッチとなる。ただし、指揮官は「あくまでも対戦するのは、彼個人ではなくFC東京というチーム」とだけ語った。

 切り替え、リスタート、セカンドボール――。もちろん、それだけではないものの、とりわけその3つの“デュエル=対決”が肝心になってくるのではないか。指揮官はその「際」をポイントに挙げていた。

 2位の浦和はこれまで3勝1分と無敗をキープ。一方、4位のFC東京は川崎フロンターレに敗れたものの立て直して横浜F・マリノスに勝利を収め、3勝1敗。序盤戦の上位対決、意地と意地が激突する真っ向勝負となりそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]