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【FC東京2-0浦和】橋本拳人の日、16年ぶり浦和を味スタで撃破

FC東京の橋本拳人。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

背番号と同じ「18」日、ディエゴ&アダイウトン弾で2-0の勝利を収める。

[J1 5節] FC東京 2–0 浦和/2020年7月18日19:00/味の素スタジアム

 J1リーグ5節、FC東京がディエゴ・オリヴェイラとアダイウトンのゴールで、浦和レッズに2-0の勝利を収めた。浦和からの勝利は13年以来、味スタでの勝利となると実に2004年以来16年ぶりだ。

 試合は立ち上がりからホームチームがボール保持率で上回り、敵陣で試合を進める。それでも浦和はしっかり体を張って対応しながら、一瞬でも隙を見出せば興梠慎三と杉本健勇の2トップにボールを託して相手ゴールに迫る。新型コロナウイルスの影響による中断明け、初めて味スタに観客(4705人)を迎え入れた一戦は、スリリングな展開で推移する。

 迎えた前半終了間際の45分、森重真人のダイアゴナルにピッチを裂く大きなフィードが右サイドの室屋成に渡る。その室屋のクロスをファーサイドで詰めたディエゴ・オリヴェイラが合わせて、FC東京に先制をもたらす。

 後半は逆にリードを許した浦和が、山中亮輔と橋岡大樹の両SBも高く位置取り、相手陣内で試合を進める。一方、FC東京は永井謙佑のスピードを生かしたカウンターから追加点を狙う。

 そして67分、最終ラインとのパス交換で浦和の青木拓矢が処理を誤ったところ、交代出場していたFC東京のアダイウトンにボールを奪われ、そのまま持ち込まれてシュートを突き刺す。

 結局、試合はそのまま2-0で、FC東京が勝利を収めた。

 この試合はロシア1部リーグのFCロストフへの移籍が決まっていた日本代表MF橋本拳人のFC東京でのラストゲームに。背番号と同じ「18」日に行われた一戦、2004年9月から16年ぶりとなる浦和からの味スタ勝利(浦和からの勝利も2013年以来)を“置き土産”にロシアへ旅立つ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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