中島翔哉の名前がどこにもなし。ポルト優勝セレモニーの裏側で「存在」すら消される

ポルトの中島翔哉。※ポルトの公式ツイッターより

公式サイトでも。セルジオ・コンセイソン監督のコメントからはカット。

 2シーズンぶりのポルトガルリーグ優勝を決めていたFCポルトは現地7月20日のポルトガルリーグ33節・モレイレンセFC戦、ホームのエスタディオ・ド・ドラゴンでの最終戦で6-1の勝利を収めて有終の美を飾った。無観客のなかで行われた試合後にはトロフィーと優勝メダルが授与される優勝セレモニーが実施された。しかし日本代表MF中島翔哉はこの日もスタジアムに姿を見せず、歓喜の輪に加わることができなかった。

 なぜ、中島は不在なのか? 試合後の記者会見で、その質問に対してセルジオ・コンセイソン監督は「その質問に私が答える必要はありません」とだけ答えた。

 心配にすらなるのが、ポルトはクラブとして、中島の存在を“消している”ように感じられることだ。一体、何が起きているのだろうか。

 ポルトガルメディアの『A BOLA』によると、優勝セレモニーでは、ピッチの目立つ位置にメンバーの名前が刻まれた柱(キューブ)が掲げられた。しかし27人のリストが書かれていて、中島の名前はなかったという。日本人MFは今季背番号10を背負いリーグ16試合に出場していているだけに、同メディアも中島について「写真にはいなくても、チャンピオンの一員ですよね?」と疑問を投げ掛けている。

 ポルトのクラブ公式サイトでも、中島の存在がまったく伝えられずにいる。今回のセルジオ・コンセイソン監督の記者会見での中島に関する質問部分は削除されている。最近も別メニューではあるが練習に参加していることにも触れられずにいる。優勝決定後も、中島の名前は全く登場していない。

 現地では指揮官との確執が生じていると言われる。ただここまでの扱いを受けるのは、本当にその理由だけなのだろうか(それだけでも十分な理由だという見方もできるかもしれないが……)。カタールのアル・ドゥハイルからクラブ市場2番目に高い移籍金で獲得された中島は2023年までポルトと契約を結んでいると言われる。

 中島のポルトでの今季成績は、リーグ16試合・1アシスト、公式戦28試合・1得点・3アシスト。ポルトは33節を終えて、26勝4分3敗(73得点・20失点)の勝点82で優勝を決定。2位のSLベンフィカと11ポイント差をつけている。

 リーグ最終戦は7月25日(日本時間26日5時15分開始)のアウェーでのSCブラガ戦。中島に、何かしらのチャンスは与えられるのだろうか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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