【名古屋】マッシモ監督が「私も気になるところ」前節アクシデントで代わった3人の状況は?
記者会見に応じた名古屋のフィッカデンティ監督。(C)SAKANOWA
再開後は無敗キープ、明日はアウェーで広島戦!
[J1 7節] 広島 – 名古屋/2020年7月26日18:00/エディオンスタジアム広島
J1リーグ名古屋グランパスのマッシモ・フィッカデンティ監督が7月24日に記者会見を行い、2日後のサンフレッチェ広島戦に向けた抱負を語った。
前節の大分トリニータ戦(〇3-0)は、吉田豊、丸山祐市、米本拓司がゴールを奪い、しかも被シュート3本と攻守のバランスの取れた試合運びを見せて快勝。これまで4勝2分で、川崎フロンターレに次ぐ2位に浮上した。
ただし、その試合で、阿部浩之(16分)、稲垣祥(66分)、米本(80分)の3人がアクシデントにより交代を余儀なくされた。この3人のコンディションについて問われた指揮官は、「私も気になるところです。直前まで見守ります」とだけ語った。
ただ、そういった想定外が起きたなかでもしっかりと勝利を収めたことに、フィッカデンティ監督は意義を感じ取っていた。
「試合のペースはずっと握っていました。ということは、選手が交代したあとも変わらず戦えていたからです。選手たちは何をすべきかを理解して戦えていました。ベースであるメカニズムが浸透し、選手たちも対応できていると感じます」
そのように、これまでのチームとしての取り組みが噛み合ってきていることを、ピッチ上のパフォーマンスから感じ取っていた。
26日はアウェーで、最近4試合勝ち星のない広島と対戦する。とはいえ力のあるチームだ。
「広島は今年もすごくいいチームです。昨年(就任後最初に)対戦した時は、守るしかなかった、という展開でした(19年9月28日/△1-1)。今年の名古屋は相手の攻撃を受けるだけではなく、やりたいサッカーをしたうえで、どの相手とも試合になっています。(広島戦は)間違いなく、こちらが何をしたいかを示せるサッカーになると思います」
再開後はリーグ4勝1分けと負けなし。最近は3連勝中だ。この対戦のあと、名古屋は8月1日にホームで柏レイソル、8日に浦和レッズを迎え撃ち、その後、全国へのアウェー遠征も加わってくる。さらに自信を深め、勢いをつける1勝を掴みたい。
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[文:サカノワ編集グループ]