【浦和-広島】「相手にハンドあった」スキッベ監督は悔しさ収まらず
広島のスキッベ監督。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
奪取失敗…次節、神戸のリーグ連覇が決まる可能性も。
[J1 36節]浦和 3–0 広島/2024年11月10日15:00/埼玉スタジアム
J1リーグ36節、サンフレッチェ広島は浦和レッズに0-3で敗れ、リーグ3連敗を喫した。ヴィッセル神戸が東京ヴェルディと1-1で引き分けたたため、勝てば首位に立つチャンスだったものの”奪取”失敗。次節にも神戸のリーグ連覇が決まってしまうシチュエーションとなった。
広島のミヒャエル・スキッベ監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「前半はファンタスティックなゲームをしていました。そのうちにリードしなければいけませんでした。そのあと相手にハンドがありましたが、流されて失点してしまいました」と悔しそうに語った。
先制点を巡る判定が、明らかに選手の心理にも影響を及ぼした。後半に入ると、広島はそれまでのアグレッシブさが一転、少しずつ噛み合わなくなっていった。スキッベ監督は「後半開始は上手くいかない状況でした。結果、大敗になりましたが、アンラッキーな負けでした」と受け止めた。
首位の神戸は勝点68、得失点差(57得点・35失点)はプラス22。2位の広島は勝点65で、得失点差(66得点・39失点)はプラス27。最終的に同勝点に並んだ場合、広島のほうが優位ではある。
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ただし次節、神戸と2位の広島以下が4ポイント差以上に開くと、神戸のリーグ連覇が決まる。