【名古屋】宮原和也が新型コロナウイルス陽性。急きょ全選手・スタッフ60人にPCR検査実施
名古屋の宮原和也。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
グランパスから選手3人目の罹患。チーム内の濃厚接触者は「なし」。
J1リーグの名古屋グランパスエイトは7月25日、DF宮原和也が新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことが確認されたと発表した。名古屋では、金崎夢生、ランゲラックに次いで3人目の選手の同ウイルス罹患となった。
クラブが公表した宮原の経過と症状は次の通り。
◎7月19日(日)
チームトレーニング参加(体温 36.5℃)
◎7月20日(月)
チームトレーニング参加(体温36.4℃)
◎7月21日(火)
チームトレーニング参加(体温 36.9℃)
名古屋から大分へ移動
※新幹線→貸切バス
◎7月22日(水)
J1・6節 大分トリニータ戦(体温 36.7℃)
19:30kick off
@昭和電工ドーム大分
◎7月23日(木)
大分から名古屋へ移動(体温 36.2℃)
※新幹線→貸切バス
チームトレーニング参加
◎7月24日(金)
朝、発熱および頭痛(体温 38.0℃)
PCR検査実施→陽性判定
宮原の直近2週間の行動履歴を確認しましても、練習参加以外は基本的に自宅で生活し、必要な買い物など外出は最低限にとどめていた。 現在本人は平熱(36.8℃)に戻っているが、自宅で静養し体調回復に努めている。
宮原のトレーニングや試合・遠征先での行動は全て保健所に報告し、その結果クラブ内に「濃厚接触者はいない」という判断になった。
同日のトレーニングでは、宮原が使用した場所の消毒作業を行ったうえで施設を使用。26日には、業者による消毒作業を予定している。 25日には選手・スタッフ60人に対し急きょPCR検査を実施した。 検査結果は、判明次第公表するという。
クラブは「これまで感染予防対策は徹底し、宮原選手自身も外出は生活に必要な最低限にとどめていた中での罹患となり、あらためて感染リスクはどこにでも潜んでいると強く実感しています。 今後は、新型コロナウイルス感染症対策を強化し、選手、スタッフ、関係者全員に再度周知、徹底をはかってまいります」とコメントしている。
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[文:サカノワ編集グループ]