ホニ契約問題、新潟がスポーツ仲裁裁判所に控訴「本裁定に不服」

アルビレックス新潟のサポーター。(C)SAKANOWA

裁定が下されるまで、最長で1年半かかる見込み。

 J2リーグのアルビレックス新潟は7月28日、2018年に一方的に契約解除を申し出て、契約期間中にアトレチコ・パラナエンセと契約したホニを巡る問題で、14日に国際サッカー連盟(FIFA)から裁定が下ったものの、その内容に不服があるとして、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に控訴したと発表した。申し立ては24日にCASに受理された。

 新潟によると、2017年2月に加入したホニは、契約期間中に一方的な理由で契約解除を申し出てブラジルへ帰国。契約期間中にアトレチコ・パラナエンセと契約に至った。これは重大な契約違反であり、2019年3月に国際サッカー連盟(FIFA)に対し提訴した。その提訴に関し、7月14日、次のように裁定が下った。

・ホニに対する4か月間の出場停止と移籍の禁止 
※当初の発表から訂正され「出場停止」が加わる
・アトレチコ・パラナエンセに対する今後2回の移籍ウィンドーにおける、新規選手登録の禁止
・両者に対して、当クラブへの賠償金の支払い

 しかし新潟は本裁定に不服があるため、CASへの控訴を決めた。そして7月24日に申し立てが受理された。CASから裁定が下されるまで、最長で約1年半を要する見込みだ。

 ホニはクルゼイロECからのレンタルで、2017年2月から新潟でプレー。同シーズンは32試合・7得点を記録し、J2に降格したものの2018年は契約オプションにより完全移籍に移行された。しかしJリーグに選手登録されたホニは、ブラジルに戻り、アトレチコ・パラナエンセと契約。2020年までプレーし、現在はECパルメイラスと契約を結んでいる。

 ブラジル人選手の契約中の帰国を巡る問題では、このほど名古屋グランパスに所属していた元ブラジル代表FWジョーがコリンチャンス・パウリスタと契約。名古屋は6月21日、クラブ公式サイトで「株式会社名古屋グランパスエイトは、正当な理由によりジョー選手(Joao Alves de Assis Silva)との契約を解除したことをお知らせします。 なお、この件につきましては現在FIFA Dispute Resolution Chamber(FIFA紛争解決室)に委ねています」と発表している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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