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讃岐は4100万円赤字。コロナ禍に加え「かねてから」のスポンサー、入場料収入の減少が響く

カマタマーレ讃岐のエンブレム。(C)SAKANOWA

2022年度の「黒字化への道筋」を課題に挙げる。

 J3リーグのカマタマーレ讃岐は5月7日、4月22日に開催された定時株主総会と取締役会で、第14期の計算書類と取締役の選任が承認されたと報告した。昨シーズンにあたる2020年度は新型コロナウイルスの影響を大きく受けたほか、「かねてから」(池内秀樹社長)のスポンサー料と入場料の減少により4100万円の赤字を計上した。

 2020年2月1日から今年1月31日の決算は、営業収益が3億9500万円、営業費用が4億6600万円、営業利益はマイナス7000万円、営業外利益は3300万円、営業外費用は300万円。当期純利益はマイナス4100万円に。

 主な営業収益は、広告料が2億600万円、入場料が2400万円、Jリーグ配分金が2800万円、その他が1億3600万円。

 また利益剰余金はマイナス6300万円。純資産の部合計は8900万円。

 池内社長は次のようにコメントしている。

「2020年度は4100万円の最終赤字となりました。コロナ禍の影響も一部にありますが、赤字の主な原因は、かねてから続いているスポンサー収入および入場料収入の減少にあります。2021年度もコロナ禍での経営になりますが、収入拡大と費用抑制のバランスを取りながら必要な投資を行い、赤字の縮小に取り組みます。そして、来期(2022年度)の黒字化への道筋をつけます。経営の健全化はチーム強化の礎になります。全社一丸となって努力してまいりますので、今後とも一層のご支援とご協力をよろしくお願いいたします」

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[文:サカノワ編集グループ]

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