ビジャレアル久保建英が第一声「とてもいいシーズンになるよう全力で頑張ります」
ビジャレアルの久保建英。(C)Villarreal CF TV
2021年6月までの期限付き移籍。ヨーロッパリーグでもデビューへ。
日本代表MF久保建英が8月10日(日本時間11日零時)、スペイン1部リーグのレアル・マドリードからビジャレアルCFに期限付き移籍することが正式に決まった。両クラブから発表された。移籍期間は2021年6月30日まで。
久保はスペイン語と日本語で加入決定の第一声を発した。クラブ公式ツイッターの英語版(@Eng_Villarreal)では次のように語り、英語の字幕でも紹介された。
「皆さんこんにちは、久保建英です。ビジャレアルに加入することができて、大変嬉しく思っています。とてもいいシーズンになるよう、全力で頑張ります。日本のビジャレアルファンの皆さん、応援よろしくお願いします。ENDAVANT!」
また、ビジャレアルのクラブスタッフを務めてきて、Jリーグの理事も務める佐伯夕利子氏も自身のツイッター( @puerta0 )で「今朝私も挨拶させて頂きましたが礼儀正しいとっても素敵な青年でした。久保建英選手、フットボールが息吹く町ビジャレアルへようこそ。#Welcome #Bienvenido」と、19歳の日本代表レフティの加入を歓迎している。
ビジャレアルの公式サイトによると、現地11日12時からホームスタジアムのエスタディオ・デ・ラ・セラミカで加入記者会見が行われる。クラブは久保について「優れたボールコントロールを持ち、相手を振り切る類まれな並々ならぬ能力には定評がある。ゲームビジョンにも長けた若手ミッドフィルダーだ」と紹介。昨季はマジョルカで公式戦36試合(1部リーグ35試合)に出場、4得点・5アシストを記録している。
ビジャレアルは2019-20シーズン、リーグ18勝6分14敗(63得点・49失点)の勝点60で5位に入り、ヨーロッパリーグ(EL)の出場権を獲得している。新型コロナウイルスの影響により大会方式がどうなるか分からない面もあるが、久保が欧州の舞台でも、いよいよデビューを果たす。
久保は2001年6月4日生まれ、神奈川県川崎市出身、19歳。173センチ・67キロ。川崎フロンターレU-10 ― FCバルセロナ・カンテラ ― FC東京U-15 ― FC東京U-18 ― FC東京 ― 横浜F・マリノス(ローン)― FC東京― レアル・マドリード ―RCDマジョルカ(ローン) ―ビジャレアルCF(ローン)。
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[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Takefusa KUBO of Real Madrid joins Villarreal CF (loan).His first voice is “I will do my best to have a good season.”