鳥栖クラスター発生か。鹿島の濃厚接触者なし、カシマスタジアムは消毒作業
カシマサッカースタジアム。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
13日にはJリーグ公式のPCR検査を実施。
J1リーグの鹿島アントラーズは8月12日、同8日のJ1リーグ9節で対戦したサガン鳥栖に、新型コロナウイルス感染症の検査で複数名に「陽性」または「陽性の可能性が高い」と診断、または検査結果が発表されたことを受けて、現時点でその陽性判定者との濃厚接触者がいないことを発表した。
Jリーグも同日の記者会見でその旨を報告。19時からのルヴァンカップ・グループステージ3節の清水エスパルス対鹿島戦は予定通り開催されることを説明した。
また、鹿島は13日にJリーグによる公式のPCR検査を実施予定。加えて、ホームゲームの試合会場となっている県立カシマサッカースタジアムでは、12日までに清掃業者による消毒作業を実施したという。
鹿島は「クラブとしては、引き続きクラブ内における新型コロナウイルス感染症の感染予防対策を徹底し、公式戦においても安心・安全な試合運営につとめてまいります」とコメントしている。
鳥栖は11日、金明輝監督に新型コロナウイルスの陽性反応が判明したと発表。クラブ内の選手・スタッフ89人にPCR検査を実施したところ、12日までに新たに2人に陽性が判明、さらに7人が「陽性の疑いが高い」と診断された。金監督が体調の不調を訴えていた8日にカシマスタジアムで試合を行っていたが、同指揮官をはじめ、9人についても、これまでのところ濃厚接触者はいないということだ。
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[文:サカノワ編集グループ]