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鳥栖3試合中止決定、Jリーグが集団感染時のプロトコル策定「陰性者も隔離」

写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

“少なくとも”G大阪、仙台、札幌戦が延期に。

 Jリーグ(公益社団法人 日本プロサッカーリーグ)は8月13日、サガン鳥栖の選手・スタッフの計10人の新型コロナウイルスの集団感染、いわゆるクラスター発生を受けて、8月15日から23日までの鳥栖のリーグ3試合を中止・延期すると発表した。

 Jリーグは、クラブからこれ以上の感染が広がらないことが確認されるまでの間、鳥栖にかかわる公式試合の開催を中止すると決定。行政サイドから指導された期間と照らし合わせ、少なくとも下記3試合を中止する。

 鳥栖は行政サイドの指導のもと、集団感染が発生した場合のチーム活動のプロトコルに基づいて、感染拡大防止のための行動管理を行っていく。新たな試合開催日程については、決定次第発表される。

■開催中止となる試合■ 
▼8月15日(土)19:00
J1リーグ10節
駅前不動産スタジアム
サガン鳥栖 vs ガンバ大阪

▼8月19日(水) 19:30
J1リーグ11節
ユアテックスタジアム仙台
ベガルタ仙台 vs サガン鳥栖

▼8月23日(日) 18:00
J1リーグ12 節
駅前不動産スタジアム
サガン鳥栖 vs 北海道コンサドーレ札幌

【中止となった試合のチケットについて】
中止試合のチケットの扱いは、決定次第お知らせいたします。
お手元のチケットは取り扱い決定まで大切に保管してください。

※参考
■集団感染が発生した場合のチーム活動のプロトコル(要旨)
◇陽性判定者は行政当局の指導に従い静養し、復帰を目指す
◇現在、陰性判定を得ている者も「濃厚接触者」とみなし自主隔離する
◇自主隔離とは不要不急の外出を控え、自宅待機が原則
◇自主隔離中のトレーニングは以下の点に留意する
1)チームトレーニング、グループトレーニングは不可
2)コーチングスタッフの集合ミーティングは不可。遠隔ミーティングのみ許容される。
3)自主隔離後7日間経過まで、自宅トレーニングにとどめる
4)自主隔離後8日目以降、クラブのトレーニンググラウンドを利用してのトレーニングが可能

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[文:サカノワ編集グループ]