ビジャレアル久保建英が密集打開のトリプルタッチ披露。練習試合5戦の日程発表
ビジャレアルの久保建英(公式ツイッター @villarreal より)
28日まで合宿。カルタヘナ、テネリフェなどとテストマッチを実施へ。
スペイン1部リーグのビジャレアルCFは8月17日、ラ・リーガのガイドラインに基づいて、グループトレーニングを開始した。クラブ公式サイトによると、選手たちはいくつかのフィールドに分かれてセッションを実施。さっそく新加入の久保建英をはじめ、“サブマリン”の選手たちが球際で激しい攻防を繰り広げたと伝えている。
また18日には、プレシーズン期間の練習試合の日程が発表された。ビジャレアルは19日から28日まで、アルゴルファでキャンプを実施。22日にFCカルタヘナ、25日にCDテネリフェといずれも2部のチームと、さらに28日にも1試合(対戦相手など今後発表)が組まれた。その後、ビジャレアルに戻り、9月2日、3日にも2試合が行われる予定だ。
そしてビジャレアルはグループトレーニング初日の様子を、クラブ公式のユーチューブチャンネルとツイッター(アカウントは @VillarrealCF)で紹介。さっそく久保のプレーにスポットを当てている。
ビブス組と練習着組に分かれた実戦形式の練習で、久保はビブスをつけてプレー。19歳のレフティは後ろ向きでパスを受けると、左足インサイド、右足インサイド、左足ヒールというトリプルタッチで前を向き、マークについていた選手をはじめ複数の選手がいる密集地帯を打開することに成功。そこからさらに味方二人とのパス交換により、フリーのスペースでボールを受けている。
30秒間の動画では、そのプレーを通常の速度とスロー再生で追っている。するとツイッターの投稿には、2万6000人に「いいね」が押されている。
新天地での全体練習がスタート――。レアル・マドリードからレンタルで加わった日本代表MF久保が、さっそくチーム内を活性化させるように躍動感溢れるプレーを見せている。
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[文:サカノワ編集グループ]