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【移籍】日本代表MF佐野海舟の鹿島発ブレーメン行きは!? 最終候補4人、強化責任者が語る”条件”とは

タイ戦でボールをしっかりキープする日本代表の佐野海舟。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

移籍金が高すぎる!?

 J1リーグ鹿島アントラーズでプレーする日本代表MF佐野海舟(Kaishu SANO)が冬の移籍マーケットのタイムリミットを前に、ドイツ・ブンデスリーガの複数クラブから注目を集めている。ヴェルダー・ブレーメンが正式オファーを提示したが、移籍金がわずか50万ユーロ(約7000万円)だったと見られ一度見送られた。

『ビルド』は1月29日、ブレーメンの今冬の補強に関するレポートを掲載。ブレーメンは中盤について最終候補4人に絞って、改めて2月1日の移籍市場のデッドラインデーを前にアタックを試みようとしていると報じた。

 佐野に関しては、「強い興味を示しているが、高すぎる。今回、移籍する可能性は低い」と記され、現在は他の選手との交渉が優先されているそうだ。オリンピック・リヨンに所属する202センチある21歳のスケリー・アルヴェロが候補だが、イングランドからも触手が伸びているという。

 また、強化責任者のフランク・バウマン氏は、買い取りオプション付きのローン移籍には応じるものの、オプションなしの期限付き移籍には消極的であるというスタンスも示している。

 佐野にはさらに、板倉滉も所属するボルシア・メンヒェングラードバッハ、伊東洋輝と原口元気の所属するVfBシュツットガルトも関心を示している。

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 そして佐野は現在、日本代表としてカタール・アジアカップに参戦している。1月31日にラウンド16でバーレーン戦、さらに勝ち上がった場合には2月3日に準々決勝でイラン代表とシリア代表の勝者との対戦が続く。代表活動から1日許可を得てメディカルチェックを受けるケースなどもあるが、今回の日程では、もしも電撃合意に至ったとしても、欧州に近いメリットはあるもののそうした対応も難しそうではあるが……。

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