久保建英ら欧州組主体か。日本代表が11月にオランダでメキシコ代表戦を計画
2019年11月に行われたキリンチャレンジカップに臨んだU-22日本代表(現・U-24)のイレブン。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
米国のスペイン語スポーツチャンネルが伝える。FIFAランキングはメキシコ11位、日本28位。
アメリカのスペイン語スポーツチャンネルTUDNはこのほど、メキシコ代表が11月にオランダの首都アムステルダムで日本代表と親善試合を行う計画を進めていると報じた。ほぼ1年間活動がない日本代表にとって、今年最初で最後の活動になるかもしれない。実現すれば、ビジャレアルの久保建英、ボローニャFCの冨安健洋、PSVの堂安律、さらにはオリンピック・マルセイユの酒井宏樹とこのほど加入が決定した長友佑都をはじめヨーロッパ組中心のメンバー構成となりそうだ。
同メディアによると、メキシコ代表も新型コロナウイルスの影響を受けて、1年間ほとんど活動をできずにいる。11月の国際Aマッチ期間は「最大限有効活用したい」という意向で、メキシコ代表はさらにオランダ代表との試合も予定されている。
もしも実現すれば、日本代表は昨年12月のE-1東アジア選手権以来の国際Aマッチになる。通常国際Aマッチ期間は2試合が組まれるため、もう1試合も――もしかするとメキシコと同等かそれ以上か――力のあるチームとの対戦が実現するか。
ワールドカップでもベスト8に2度進出するなど世界の強豪の一つであるメキシコとの対戦は、日本にとっても、現在地を知るうえで、非常に意義があり楽しみな挑戦になるはず。最新2020年7月のFIFAランキングはメキシコが11位、日本が28位。
日本サッカー協会(JFA)との協議のうえ、Jリーグは今年に限り特例として国際Aマッチ期間もリーグ戦を組めることになっている。ただし日本代表への選手派遣を拒否するわけではなく、何らかの制限(例えば1チーム1人までなど)が設けられることになる。
一方、ヨーロッパ組に関しても、その時期の感染症の状況によっては、所属クラブが派遣を認めるかどうかも懸念されるところだ。
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[文:サカノワ編集グループ]