ACL日程問題、J1最終節「12月19日」からの変更はなし
神戸のアンドレス・イニエスタ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
そのあとには天皇杯も控えているため。
Jリーグ(公益社団法人 日本プロサッカーリーグ)は9月15日に理事会を開き、11月と12月のJ1・J2・J3の日程について、10月2日に発表することを決めた。
対象は、J1が26節から最終34節まで。日程変更により11月に開催されるJ1・7節 のサンフレッチェ広島対名古屋グランパス、11節のベガルタ仙台対サガン鳥栖、25節の川崎フロンターレ対FC東京も含まれる。
また、J2は30節から42節、J3は25節から34節と、いずれも最終節までとなっている。
このほどAFC(アジアサッカー連盟)の理事会で、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)の日程が改めて変更されることが承認された。Jリーグ勢が臨む東地区では、グループステージ2節から準決勝までが、11月15日から12月13日に再変更(セントラル方式での開催方法は変わらない)。決勝は12月19日、中東など西地区での一発勝負となる。
理事会のあとのオンラインによる記者会見では、この日程変更による影響についての質問が出た。Jリーグの担当者は、最終節が組まれる12月19日の日程は基本的に変更せずに調整することを説明した。
「ACLの理事会でのACL日程変更の発表を受けて、J1リーグの日程変更については検討しています。出場する横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸、FC東京の3クラブと協議していきますが、現時点(15日)ではまだ決定していません。また、12月19日のJ1最終節については、そのあとに天皇杯の日程なども決まっているため、最終節を後ろ倒しにすることは、現実的には難しいと考えています」
J1は12月19日(J2・J3は同20日)を“最終日”として調整を進めていくということだ。
また、ACL決勝が同じく12月19日に組まれているため、Jリーグ勢が決勝に進んだ場合の対応も検討が必要になる。
ひとまずAFCからの正式なACLのスケジュール、そして10月2日のJリーグの日程、それぞれの発表を待ちたい。
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[文:サカノワ編集グループ]