プロ野球とJリーグが共同メッセージ「スタジアムでは必ずマスク着用を」

新型コロナウイルス対策連絡会議発足時のNPB斉藤惇コミッショナー(左)、Jリーグ村井満チェアマン(右)(2020年3月2日撮影)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

賀来教授は、会話をする際、両者がマスクを着けると感染率が低下するというエビデンスも報告。

 一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)合同による第16回新型コロナウイルス対策連絡会議が9月21日に行われた。政府の方針に基づいて、両競技団体は入場者数の制限を次第に緩和していくスタンスを示す一方、むしろここからが満員のスタジアムを取り戻すためにも感染症予防対策の徹底が重要であり、一段と気を引き締めるためにも、ファン・サポーターの皆様に向けての共同メッセージを発信した。

 スタジアム内で飲食をする際に一時的に外すことになるマスクだが、会話をする際は必ず着用するように呼び掛けている。また、東北大学の賀来満夫教授はエビデンスとしても、会話時に一人ではなく両者(二人)がマスクを着けると、新型コロナウイルスの感染率が低くなることが報告されていると説明した(実際の事例は、院内感染などの場合)。

 共同メッセージは次の通り。

 【NPB・Jリーグ 共同メッセージ】

 プロ野球とJリーグは、日本におけるスポーツ文化の両輪です。

 新型コロナウイルスの感染拡大で開催さえ危ぶまれましたが、多くの皆様の努力によって開幕・再開することができ、今月には上限こそあるものの入場者数の制限緩和によってかつてのスタジアムの光景に一歩近づくことができました。

 未曽有の危機はむしろ、プロ野球やJリーグがいかに多くの人に愛され、支えられているということを教えてくれたのではないかと感じます。

 我々の、そしてファン、サポーターの皆様の願いも、あとは今シーズンを最後までしっかり戦い抜くことだと思います。

 そのためにプロ野球12球団、Jリーグ56クラブでは引き続き感染対策をしっかり行って参りますが、スポーツを愛してくださる皆様だからこそお願いしたいことがあります。

・スタジアム内では互いに感染させないため必ずマスクを着用してください。

・素晴らしいプレーには声援ではなく拍手を送ってください。

・可能な限りの距離を取り飲食をされる際は会話を控えてください。

 昨年までのような楽しみ方はできないかもしれませんが、スタジアムから感染者を出さないことが本当の応援です。来場してくださるファン、サポーターお一人お一人の行動が、スポーツ文化を守ります。 皆様と一緒に、決して忘れることのない2020年のシーズンを完走しましょう。

一般社団法人日本野球機構会長
日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー
斉藤 惇

公益社団法人
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)チェアマン
村井 満

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[文:サカノワ編集グループ]

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