【岐阜】成績不振、ゼムノビッチ監督が休養。仲田建二ヘッドコーチが暫定で指揮
写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
1年でのJ2復帰を目指すものの、直近の長野戦で敗れ暫定7位。昇格圏の熊本とは勝点10差。
J3リーグのFC岐阜は9月21日、ゼムノビッチ監督が休養することになったと発表した。トップチームは同日のトレーニングから、暫定的に仲田建二ヘッドコーチが指揮を執ることになった。
ゼムノビッチ氏は1954年3月26日生まれ、セルビア(旧ユーゴスラビア)出身の66歳。日本では清水エスパルスの下部組織の指導者を経て、2000年12月から2002年までトップチームの監督を務めた。また、2016年から2018年までは関東1部リーグのVONDS市原を率いている。
そして今季からJ3リーグに降格した岐阜の監督に就任し、1年でのJ2復帰を目指してきた。自身も18年ぶりにJリーグで采配をふるうことになったが、これまで7勝4分4敗(24得点・17失点)の勝点25で暫定7位。J2昇格圏の2位・ロアッソ熊本とは10ポイント差が開いていた(首位のブラウブリッツ秋田とは勝点14差)。
暫定的に指揮を執る仲田コーチは現役時代にヴァンフォーレ甲府で、JFLとJ2を10シーズンに渡ってプレーしている。
岐阜は直近の19日に行われたホームでの16節・AC長野パルセイロ戦を0-2で落としていた。次節は明日22日、アウェーでカターレ富山と対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]